月別アーカイブ: 2008年8月

サービスの鑑

 

とんでもなく暑いですね、やっぱり毎年暑くなっているような

気がします。

 

ところで、今の病院にはローソンが入っています。今は病院に

コンビニが入るのは当たり前になってきましたし、スタバとかが

入っていることもありますが、この病院にローソンが入ったときは

けっこう画期的だったんです。新聞にも取り上げられたりして。

 

24時間やっているので当直するにはすごい便利。いまは分娩を

やっていないので夜中に使うことはありませんが、以前は

分娩終了後のお菓子とかかなり重宝してました。

 

そのローソンのリーダーさん、って人がいてこれがものすごい

気が利く人なんです。お客さんの持っているものを前もって把握、

前のお客さんがお金を払っている間に次の人のレジ袋がでて

います。当然レジ打ちも早く正確。

 

なにより感動したのは、約2年ぶりに戻った私に

「お久しぶりです!戻ったんですか?

 コロッケちょっと値上がっちゃいました」

2年前にいたとき、ほぼ毎日ローソンのコロッケ、食べてたんです。

それを覚えているとは。。。

 

2年前にいたときも私がレジに来るだけで何も言わずにコロッケを

出してくれてました。

すばらしい。。。接客の鑑です。

 

毎日50円のコロッケ食べていた私もどうかしてましたけど。

 

やはり人の顔と名前を覚える、その人の好みや特徴を覚える、

これにまさるサービスはないと思います。

私もできるだけ患者さんの顔と名前と何で病院に通っていたか、

を覚えるように努力していますが、なかなか、、、

 

特に妊婦さんは難しい。回転速いですし、数も多いですから。

「先生にこの子、とりあげてもらったんですよ」

って言われてぎくっとすることもしばしば。

とにかく努力努力、しかないですね。

 

久しぶりに来ても、みんなで思い出話ができる、そんなクリニックに

していきたいと思っているんです。まずは私が実践せねば、、、

 

息抜き

 

最近、開業準備のためいろんなことを考えていて混乱中です。

いろんなことって言ってもサプライズ的なアイデアとかじゃ、

ないですよ。

 

ぜんぜん普通の、しなきゃいけないこと、たとえば医療器械とか

内装の具合とか、法人にするための準備とか、慣れないことばかり、

大変です。

「業者さんのいい具合に適当に決めてよ」

と言いたくなることもしばしば。

 

これだから医者は非常識とか言われるんでしょうね、、、

 

そんな中、久しぶりに痛快に飲んできました。

産婦人科仲間ばかり。医局をやめた私と飲んでくれるとは

命知らずな人たちです。これがばれたらみんな東京では

働けない、、、

ってウソです。

 

白い巨塔も今は昔。医局制度もそのうち崩壊するんでしょうね。

いまの研修医に聞いても大学医局に入る人って半分もいない

です。厚生労働省の思惑がどこにあるかよくわかりませんが、

いずれにしろよりよい医療を提供できる体制になってくれることを

願います。

もちろんわれわれの努力は欠かせませんけど。

 

ところで、われわれ産婦人科医が集まれば、こんな患者さんが

いた、みたいな話をするわけですけど、みんなの悩みはやはり

患者さんとの信頼関係。

 

基本的にっていうか、絶対的にわれわれは患者さんのために、

と思って判断をするわけです。でもそれがときにいい結果を

うまないこともある。そのとき患者さんから恨まれるとやりきれない。

 

でも患者さんも期待した医療と違う結果がでてしまうと、その

怒り、悲しみ、などをどこかにぶつけないといけない。

 

その受け皿ができるといいのですが、やっぱり直接手を下すのは

われわれ医者だし、それまでの関係もあるからどうしても標的が

われわれになることがある。

 

いい信頼関係を作ることこそ、医者の仕事なのかもしれません。

情報がすぐに入る時代、治療法が決まっているもの、まったく

決まっていないもの、そういう区別はしっかりしてきています。

 

この医者ならわかるけど、この医者はよく知らない、みたいなこと

はほとんどなくなっています。そうすると医者の技量はいかに

短時間で良好な患者医者関係を築けるか、ということなんでしょうね。

 

ぐいぐい飲みながら、そんなことを考えてました。

 

後遺症

 

昨日くらいからのどがはれ上がってしまいました。。。

でも声は出るし、外からは見えないので心配されません。

いいんですけど。

 

きっとネットカフェのせいでしょうね、慣れないことするから。

試験勉強のせいかな、医者になってから試験勉強は年に

1回程度しかありませんから。

 

学生なんか各学期ごとに試験があって大変ですよね、

試験ってなんかいやですよ。仕事してれば毎日が試験

みたいなもの、とはよく言いますし、よく感じますが、

やっぱり「テスト」、となるといやな緊張感があります。

 

ときどきそういう刺激は必要なんでしょうけど。

うーん、知恵熱の一種かも、だとすると情けないですね、、、

 

今日はこのへんで。

 

 

ネットカフェ

 

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今日は仙台から。

乳房超音波の講習と試験を受けに仙台まで

来ています。ただいまの時間午前2時。

明日の試験に向け徹夜で勉強中です。

 

まず、この講習会、医者対象というせいかほとんど男。女性は40人

くらいのうち5人くらいしかいません。乳房の診察は、つまり乳がんの

診察は病院では外科、クリニックでは婦人科で診ることが多いです。

 

というのもクリニックでは検診だけなので、婦人科に来たついでに

子宮と卵巣と乳房まで全部調べちゃえ、という感じ。

病院では精密検査から治療までやって、手術は外科がやるので

外科担当になってます。

なので今回の研修会もほとんど外科の先生ばっかり。だから男性が

多いんでしょうね。

 

自分でやっといてなんですが、やはり女性が検診したほうがいい

んですよね。女性の技師さんがいると一番いいのですが。

 

で、明日っていうか今日の試験に向けて、ネットカフェで勉強中。

どうせ寝る時間もあまり取れないし、ベッドでぐっすりいっちゃったら

困るから、と思ってネットカフェに入りましたが、土曜の夜だから

でしょうか、ほぼ満杯。

 

それでも静かだし、コーヒー飲み放題だし、ネットカフェビギナーの

私もすぐになじんで、快適快適。

若者がたむろするのもわかる、、、

と思っていたら60は超えたおばさん(!)がいるではないですか。

うーーん、何者?気になる。

 

コンピュータ三昧

 

今日はずっとコンピュータ漬け。

病院からの保険請求がオンライン化されたせいで、病名や診療

内容の登録、再申請の症状詳記。全部コンピュータです。

月初めは前月の残りがたんとあって、ぜんぜん終わりません。。。

 

こういうオンライン化って本当は時間短縮、正確さの確保のため

だと思うんですが、医者が登録するせいで医者の仕事が増えて、

医療事務の仕事がなくなっちゃうんじゃないか、、、なんて不安に

なります。というグチはここまでで、

 

 

カルテも電子化されて、今の勤務先でも10月からすべて電子化、

紙が消えます。その研修で90分、またコンピュータとにらめっこ。

電子化は、診療のスピードアップ、診療情報の管理にとても便利

です。そのほかにも、ほかの病院で診療情報が見られるなど連携

にも役立つはず。

 

しかし、、、うちのクリニックはとりあえず紙カルテから入れる予定。

というのもいまの周産期の病院間連携は紙カルテが基本だから、

です。それにクリニックでは診療する内容がある程度決まっている

ため、電子化によるメリットはあまりありません。管理が楽になる、

というくらいでしょうか。

 

そのかわり、ってわけでもないですが、予約は携帯やwebからできる

システムを導入予定です。その説明も今日聞いてました。

自分がクリニックにかかることはほとんどないのでよく知りませんでした

が、この予約システムはほんと驚きです。

 

だいたい携帯のサイトから予約できるだけでもびっくりしましたが、

予約時間の30分前になるとお知らせメールが携帯に送られるんですって。

 

けっこう当たり前ですよ、みたいに言われましたがすごい便利ですよ。

わたしなんか、もし病院やクリニックに行くときはどんなにさびれてい

いようと、すいていることを条件にしてます。病院で待つことほどいやな

ことってないですよね。

 

このシステムだとクリニックに行く前に大体何時ころに診察になるか、

わかりますもんね。ほんと、進化してます。

親切な説明に敬意を表して、メーカーは「オフショア」

沖で?、海外で??