月別アーカイブ: 2008年10月

初心に帰って

 

昨日は、元の医局の同僚と、ノムさんと飲んできました。

同僚の彼が開業を考えている、ということで、ノムさんを

紹介することにしたからです。

 

自分の仕事の話でないせいか、痛飲しまして、今朝は

瞼が半分くらいしかあかないくらいむくんでしまいました。

 

ノムさんにはお世話になってばかりなので、こういうことで

しかお返しできないので、少しは良かったかな、と思って

います。

 

同僚とノムさんのお話を聞いていると、1年半前に初めて

ノムさんに開業の話を聞いてコーフンして帰ったのを思い

出しました。

 

開業なんてまわりで見たことも聞いたこともない中で、

ぐっと現実味を持って感じられ、自分の理想のクリニックが

頑張れば作れるんだ、と力がみなぎっていました。

 

最近は、細かい話ばかりで(もちろんすべて大事な話

なのですが)、また、けっこうお金がかかるし、難しい

顔をしている日が多かったのですが、大きな話をすると

気分がいいものです。

 

つねに、夢を描いた初めの気持ちを大切に、そこから

ぶれずに、よりよく発展するように頑張りたいと思い

ました。

 

同僚の彼がどうするかわかりませんが、東大の医局から

開業医が出ることは珍しいので、心強く感じた次第です。

 

リニューアル

 

ホームページ、待望のリニューアルです。

ほぼ半年間、ブログのみでの情報発信でしたが、やはり

ホームページ本体での情報のほうがわかりやすく伝わり

やすいと思います。

 

最新情報はブログ形式で公開していくことになります。

とりあえず、第一回目の説明会を12月14日に調布市文化

会館「たづくり」ですることになりました。

 

興味のある人は誰でも参加可能です。

詳細は次々に最新情報に載せていく予定です。

 

ところで、このホームページは、当然専門の方にお願いして

作ってもらっているのですが、あるホームページがきっかけ

でした。

調布の仙川に東京アートミュージアム、通称安藤忠雄ストリート、

というのがあってそこのHPhttp://www.tokyoartmuseum.com/

担当していた方にお願いしました。

 

完全にワタシの趣味ですが、産婦人科らしくなくていいという

思いと、それではやっぱり伝わりにくいのではないか、という

懸念と、ちょっとばかり葛藤がないわけでもないんです。

 

建物もそうですが、担当者はオトコばかり。男のセンスと女性の

ものではやっぱり違うので、ちょっと心配。

 

実はロゴマークも当初、別のものを予定していました。

今のものと最終的に二つ候補に残ったのですが、別のものに

ほぼ決めかけていました。ところが、一応、と思って関係者では

ない人に意見を聞くと、女性は今のマーク、男性はもう一方の

もの、と完全に二つに分かれました。

 

聞くと、今のものは女性がデザインして、もう一方の候補は

男性がデザインしたとのこと。完全に意見が割れたので、ここは

女性のためのクリニックだし、ということで、今のマークに決まり

ました。

 

というわけで、ホームページと建物はワタシの趣味で行くことに

しています。あしからず。

 

字は体をあらわす?

 

今の病院で電子カルテが導入されて、めっきり字を書かなく

なりました。せいぜい署名のサインくらいです。

 

で、たまに診断書なんかをもらうとすっごいヘンな字で自分で

びっくりします。

小学校の時に少し習字とペンを習っていたので、比較的

読みやすい字を書いていたつもりでしたが、まったくひどい

ものです。

 

今の病院では、10年くらい前にプロサッカー選手が受診した

とき、問診票がすべてひらがなだったと今も語り草になって

いるくらいですから、字は重要。

 

逆に高校生の時、やや落ちこぼれ気味のクラスメートがやたら

字がうまくて、「字だけ見ると優等生だな」なんてからかわれて

いたのを思い出します。

 

せめて読みやすい字を、と書くたびに肝に銘じる今日この頃。

 

テンション↑

 

昨日、ジャイアンツがセリーグを制覇しました。

ラミ、小笠原、李とジャイアンツの生え抜きでない選手が

主力なのはちょっと残念ですが、坂本をはじめ、脇役では

だいぶ有望な選手が出てきたのもうれしい限りです。

 

つぎは日本シリーズ。

西武も強そうですが、この勢いなら大丈夫でしょう。

北京での惨敗から、雰囲気が悪かったですが、野球界にも

明るいニュース(ジャイアンツファンだけ?)があってよかった

です。

 

これでワールドベースボールクラシックの監督は原さん

でしょうか。ますますテンション↑↑です。

楽しみ!

 

アンチ巨人ファンのみなさま、すみません。

6年ぶりですのでお許しください。

 

ずれ

 

掲示板を始めました。

なんかちょっと古い手法ですけど、質問を受けるには

一番都合がいいかな、と思いまして、とりあえずやって

みます。

 

よくある質問FAQ、なんていって作る手もありますけど

開院後もコミュニケーションの一つとして続けていきたい

という思いを込めて作りました。

 

 

昨日の続きですが、東京で妊婦さんが脳内出血で出産後

亡くなりました。昨日から今日にかけていろんなことを言って

いる人がいました。

ワタシもそのひとりですけど。。。

 

医療関係者でない人は、「満床」で受け入れ拒否とは

納得がいかないと思います。満床っていっても、診察室とか

どこかに寝かせればいいじゃないか、なんて言いますけど、

そういう意味ではないんです。

 

それ以上患者さんを引き受けても、絶対に事故が起きる、

というキャパを超えたものを満床、と呼んでいるのであって、

実際にベッドが空いているかどうかは問題ではありません。

 

きっと無理やり引き受けて、観察がおろそかになって事故が

起きたらそれはもっと非難されるはず。

 

「とくダネ」のコメンテーターが言っていましたが、周産期

センターを名乗る病院に研修医が一人で当直する、って

こと自体が問題です。それだけ人が足りません。

 

また、20年前ならきっとしょうがない、ってことで済まされて

いた問題だろうと思います。それがいいことではありません

けど、実際分娩にかかわるお母さんの死亡率や赤ちゃんの

死亡率はぐっと改善しているのに、あたかも問題が増えて

いるかのような報道です。

 

医療の進歩によって救える命が多くなったことが、逆に

救えない命にスポットが当たりやすくなって、医療者の首を

絞めているように感じられます。

 

こういう、医療者とそうでない人の意識、感覚のずれを少し

でもなくしていければ、と思います。それには日々のコミュニ

ケーションしかないんですが、混み合う外来ではそれもなか

なか。。。

 

筋肉痛

 

今朝から腕が肩より上にあがりません。

それも両腕。原因はおとといのオペです。

 

ちょっと体格のいい方の手術でしたが、視野確保のため

相当力が入ってしまったようです。終わった後はなんか

いつもより疲れたなぁ、なんて思っていましたが、こんな

ことになるとは。。。

 

オペで筋肉痛になることも、筋肉痛が2日後に襲ってくる

ことも、夜になって痛みがどんどんひどくなってくることも、

すべてショック。

 

それはそうと、今朝は東京で妊婦さんが亡くなったことが

報道されていました。相変わらず、「たらい回し」とか、

「診療拒否」とか、鬼の首を取ったかのような報道の仕方

が気に入りません。

 

拠点病院のくせに断るとは何事か、といいながら、

大してリスクの高くない妊婦さんが、安心のためなのか

ブランドのためなのか、そういう拠点病院に群がっている

のです。

みんながそうとは言いませんが。

 

産科に関しては役割分担をきちんとすること、それを患者

さんにも理解してもらうこと、これが今できることです。

特に経過に異常がなければ地域のクリニックや病院で、

異常がある人だけ大学病院や拠点病院で出産するべき

です。今のままでは無駄が多すぎ。人的資源も医療費も。

 

子連れ飲み会

 

毎日毎日打ち合わせ。少しずつ内容が固まっていくと

気分がいいものです。

 

ところで近頃病院の歓送迎会などの行事に子連れで

参加しています。。。

ほんの3年前くらいまでは考えられないことでした。

 

よく病院の飲み会に子連れで参加しているのは大体

婦長さんとか主任さんとかベテランの看護師さん。

そんなのを見ながら、遊びの場でも子供の面倒を見て

大変だなぁ、なんて思っていました。

 

そんな自分が子連れで参加です。

コップを壊さないかとか、服をびちゃびちゃにしないか

とか、飲み会どころではありません。子供好きの看護師

さんが少し面倒を見てくれたりしますが。。。

 

早く成長してくれー。

 

普段は面倒を見てくれている妻とか自分の面倒を見て

くれた両親も大変だっただろうなぁ、なんて、今さらです。

 

精神力

 

ゴルフの石川遼選手が今週2位に入りました。

今季は優勝こそないものの、予選通過も結構あって、3位が

1回あって普通に来年のシード権も取りそうで、すごいことです。

 

もともと身体能力が優れていることもあるんでしょうけど、

やっぱり精神力がすばらしいんでしょうね。

 

よく努力できる天才、なんていいますけど、誰にだって努力は

できるし、誰だってサボりたいし、そこでがんばれるかどうか、

これが精神力の違いでしょう。

 

でも、これって、きっと生まれ持ったものでもなくて、周りの

サポートとか運とか、そういうことも大きいんだと思っています。

 

自分の努力が足りないのを誰かのせいにするわけではない

んですが、こういう突出した存在を見るといつも感じています。

 

野球のイチロー選手だってそう。プロに入る時はドラフト3位。

専門家だって見抜けなかったのだから、やっぱりその後の

努力の継続が現在の姿に結実している。

 

だから、何か飛躍するきっかけがあったんだと思うわけです。

それが何なのか、凡人の目の前を通り過ぎても気づかない、

きっと些細なことなんでしょうね。

 

超人的な活躍をごろ寝しながら応援するのも幸せですけどね。

 

社会貢献

 

一般に勤務医は給料も安くて勤務時間が長い、

開業医は自分の都合のいい時だけ診療して

給料も高い、なんていう言われ方をします。

 

たしかに勤務医の待遇の悪さ、これは給料だけ

でなく、たとえば秘書がいないとか、事務的な

仕事が多かったりとか改善すべき点はたくさん

あります。

 

しかーし、開業医にお金目的で開業しようなんて

人がいるとは思えません。お金目的なら適当に

バイトしているほうがずっとまし。それか経営者に

徹するか、どっちかでしょうね。

 

今回、ワタシはクリニックを医療法人にしようと

思っています。まだ手続きの途中なので、いつ

から法人としてスタートできるかわかりませんが、

これも節税対策でしょう、なんていう輩がいるの

です。

 

確かに税率も違うので、そういう面も出てきますが

それはあくまで付随的なもの。やはり公的な存在

であることを、名実ともに示すために法人になるの

です。であるからこそ、税率も少し低くなっている

のです。

 

こうして行動を起こすといろんなことを言う人が

いますが、まったく短絡的な意見が多くて困ります。

 

ワタシはとくに中学校から国立の学校に通って

税金によって育ててもらいましたし、とくに大学なんて

とんでもない安い学費で医者にしてもらってます。

それでいて自分の財産をせこせこ築こうなんて

罰あたりなことを考える人間ではありません。

 

受けてきた教育を社会貢献に生かすよう、心の

髄まで教育されています。

 

こんなことをあえて主張するのも馬鹿らしいのですが、

そんな意見もあったので反論です。

 

再会

 

今日は嬉しい再会がありました。

以前一緒に働いていた看護婦さんが、里帰り出産で

東京に帰ってきていました。

 

実際に一緒に働いた期間は1年もなかったくらいでしたが

明るくて一生懸命な人だったので印象深く残っています。

 

たまたま今週は当直でしたので、運良く会うことができま

した。かわいい赤ちゃんを抱いて、すっかりお母さんでした、

なんていう、月並みなコメントですが、ほんとにいいお母さん

の顔をしていました。

 

出産後のお母さんはみんな美しい!

 

これが私が産科から離れられない理由です。

こんな幸せを感じながら仕事ができるなんて最高です。