月別アーカイブ: 2011年2月

ティファール

 

この間「笑っていいとも」で、保温できるポットを使うのと

ティファールのポットみたいに1回ずつあっためるやつと

どっちが料金的にお得か、というのをやっていました。

 

確か結果は1回ずつあっためたほうがお得、ということ

だったように思います。確か。。。

 

ワタシの家では、ニトリのティファールもどきを使っています。

なんと1900円くらいだったと思います。

1回ずつあっためるタイプなので、お得なはずですが、ワタシは

つめたーくなっていると何となく不安で、別に使う用もない

のに、あっためることがちょくちょくあります。しかも満タン。

 

ニトリの安物のせいだと思いますが、お湯が満タンだと、沸く

まで5分以上かかるんです。なので、ときどきあっためておくと

少しいい状態から始められるので、2-3分で沸いてくれます。

 

それなら、保温されているやつにすればよさそうなもんですが、

そのつど沸騰するからきれいなような気もして。。。

 

で???

 

 

和田寿郎

 

和田寿郎さんが亡くなったそうです。

和田寿郎さんは日本で初めて心臓移植をして、良くも悪くも

日本の移植医療を遅らせたきっかけを作った人です。

 

和田さんの判断が悪かったのか、それをたたいた周りの

医療者やマスコミが悪かったのか和田さんの移植のあと

2例目が行われるまで何十年と世界に後れをとってしまいました。

 

それはともかく、、、

和田寿郎の名前を知ったのは、浪人生の時でした。

漫然と(?)医学生を目指していたワタシでしたが、浪人して

少し時間ができたので、「医学部向け特別講座」みたいな

ものを受けてみました。

 

時間が余ってるから受ける、というのもおかしな感じですが、

東大なんかを受験するのに、とくにそういう教養的なものは

必要なかったのです、当時は。今は知りませんが、、、

 

当時医学部の受験で流行っていた、小論文対策の授業だった

のですが、一発目のトピックが和田さんの移植についてでした。

 

和田さんの名前どころか、そういう問題があったということすら

知らなくて、渡辺淳一かなんかの小説で一生懸命読みました。

 

なんだかとんでもない世界に足を踏み入れようとしてるのかな、

なんて初めて医学の世界に畏れを抱いたのをよく覚えています。

なんせそれまで「なんとなく」医学部を目指していたので。。。

 

人の命を操作しかねないということ、頭のいい人たちが名誉や

出世を目指して権謀術数を尽くすこと、、、

すごくショックを受けて、なんだか怖くなってそのあとのその講座は

全部サボりました。

 

結局、医療の世界に入ってみれば別に大したことはなかった、って

いうか、そういう世界から離れたきれいな場所もあることがわかった

んですが、リアルに医療の世界を意識した最初の人で、感慨深い

ものがありました。

 

サクラサク

 

受験シーズン真っ只中です。

うちのスタッフのお子さんたちも、頑張ってます。

 

もう合格した人、これから頑張る人、それぞれですが、

受験を乗り越えて、何かをつかめればいいなと思います。

 

ところで、うちの二男もサクラ咲きました。

目の前のオリンピア保育園入園です。

去年、不可解な判定で認可保育園に入園できず、認証

保育園で1年間頑張ってきました(泣)

 

ようやく晴れて入園できて、これであまり時間を気にせず

送り迎えができます。保育園に行ってても、1分で帰って

来られますからね。

 

去年はあまりの悔しさに、住民票を移そうかとすら考え

ましたが、今年もそういう人がいるんですよね。。。

 

調布ももっと保育園が増えるよう、同じ母子保健に関わる

身としては考えなければ、と思っています。

 

ちょっとどうでもいいお話でした。。

 

分娩予約について

 

最近、分娩の予約がすぐにいっぱいになってしまうため、

早めに予約を入れていただいています。

 

具体的には、月に35人まで、としています。

理由は、

1、部屋数が足りなくなってしまうこと

2、一つ一つのお産にじっくり取り組めなくなってしまうこと

3、産後の母のケアが不十分になってしまうこと

 

の3つです。

たくさんの方にいらしていただいて、現在は妊娠6週くらいでも

締めきりになることもあります。妊娠6週といえば、まだ赤ちゃんの

心拍が確認できるかどうか、というころで、流産するかもしれない

可能性も大いに残っているときです。

 

そんなときに分娩の予約を迫るのはこちらも心苦しいのですが、

赤ちゃんの成長を待っていると、月に50人にも60人にもなって

しまい、結果的に皆様にご迷惑をおかけすることになります。

 

初めて会ったばかりの医師、看護スタッフ、またクリニック全体の

雰囲気を感じられないままに、出産という大事なイベントを任せる

決断をするのは大変なことと思いますが、上記の理由のため

ご理解いただきますようお願い申し上げます。