月別アーカイブ: 2008年9月

次の日

osakadango.jpg

 

満月が見えているのかいないのか、

よくわかりませんが、季節の物なので

今年もいただきました、月見のだんご。

 

ちなみにこの写真はフィクションです。っていうか、別のサイトから

拾ってきてしまいました。いい感じだったもので。内緒ですみません。

 

本当は昨日なんですよね、今年の中秋の名月は。

しかし、昨日はなぜか夜になってから救急患者の呼び出しで2回も

駆り出され、二人とも入院になり、家に帰ったのは3時近く。

 

ということでだんごは今日いただきました。

 

こういう行事って、子供のころ家族でやってて、一人暮らしをする

ようになってやらなくなって、また30を超えたあたりからなんとなく

やろうかな、なんて気になるんですよね、不思議です。

 

親不孝ならぬ先祖不幸で墓参りもほとんど行きませんけど、

そろそろ行かなくちゃな、なんて気もしています。

誰に言われるわけでもなく自然にそんな気持ちになるんですね。

 

いや、親の背中かな。

 

ということにしておきましょう、今日は敬老の日。

 

信念のオトコ

 

開業の準備をするようになってからいろんな人に会うように

なりました。それまでは病院スタッフか患者さんくらいしか

いませんでしたが、医療関連の業者さん、建築関係、広告

関係などなどです。

 

それぞれ、頼む側頼まれる側によって対応がかなり違って

勉強になることばかり。

そんな中、今日は美容師さんに会ってそれまでとは違った

感銘を受けました。

 

美容師は独立が早く、店の数も多いのでかなり競争が

厳しいのだそうです。街を見ててもそうですよね。美容院、

歯医者、コンビニはどれがいちばん多いか、なんていう

くらいですもんね。

 

その人も、30歳で独立して自分の店を持ったのだそうです。

みんな早いから、とは言ってもやはり30歳で自分だけの

責任で事を起こそうとするのは、とても勇気がいることです。

 

はじめは夢中で、お金の勘定どころではなくとにかくいい

仕事をして、お客さんに快適な時間を過ごしていってもらい

たい、という一念だったそうです。

 

だんだん、固定のお客さんが増えてきて、少しは自分の

時間も持てるようになったころ、目の前に大手チェーン店が

出店してきました。大手の強みを生かして、値段では絶対に

かなわないような設定をしてきたそうです。

 

そこで、彼は考えました。

「安さでは対抗できない。

 それでは何か付加価値をつけよう。」

もともとウデには自信あり、です。そこに快適さをとことん

追求した空間を創り出すことで絶対に巻き返せる、巻き

返してみせる、と愛車を売り払って理想の店舗作りに

入りました。

 

 

そうして3年、いい方向に向かっているようです。

スタッフの顔はみな明るい。活気に満ちています。

 

1000円カットの常連だったワタシが通いたくなって

しまいました。

 

養子

TS3G0001.JPG

 

うちに養子が来ました。。。

 

キューピーではありません。

ベビーマッサージの練習用の人形

だそうです。

 

ちょっと大きいですが、新生児蘇生の練習にも使える

かも。ベビーマッサージならぬ心臓マッサージの練習

にもなりそうです。

 

なかなかリアルで横にすると目をつぶって、縦にすると

目が開きます。なんか瞳がらんらんで、正面から見ると

視線が合っているような気がします。ちょっとコワい。

 

たとえこんなものでも癒されたい今日このごろ。

 

眠らない街

 

眠らない街といえば新宿ですが、東京では渋谷も池袋も

一日中元気な街です。

ところが、この世田谷も負けず劣らず眠っていません。

 

今日も深夜のランニング。

TSUTAYAの前には自転車が溢れ、スタバには若者どころか

家族連れまでお茶してます。

246(玉川通り)は、飲み会上がりのサラリーマンや学生が

たむろして、車はひきもきらず、タクシーは列をなしています。

 

日本橋に住んでいたころは夜10時を過ぎると、車も人通りも

なくなっていましたが、やはり住宅街は違うようです。

でも昼間も働いて、夜も元気に遊んで(もちろん働いている

人もいますよね)、活気ある街です。

 

ちなみに私もオンコールなのでランニングしているとはいえ

一応半分は勤務中。

 

さらにちなみに、ジョガーもたくさんいました。40分で10人以上

に会いました。ジョガー、恐るべし。

 

今年何度目の、、、

 

クーラーを入れている部屋から外に出ると、なんと外の

ほうが涼しくなっていました。ゴミを捨てて部屋に戻ると

暑い、暑い。

 

おとといからまたもや鼻がグズっています。

アレルギーなのか風邪なのかよくわかりませんが、

今年はやけに鼻水が出ます。もう5回目くらいでしょうか。

 

今年から花粉症っぽくなったし、体質が変わってきたかも

しれません。ランニングもずっと続けていますが、逆効果

かも。今年の夏が学校を卒業してから一番走っているのに

一番体調がすぐれないとは。

 

いずれにしろ大事には至らず、今回も今日にはほぼ良く

なっているので、大丈夫。なんといっても体力一番ですから。

 

カラダの話ばかりするとジジイみたいになってしまう。

 

もうすぐ広告

 

クリニックの存在を知らしめるべく、広告もしていかなければ

ならないのですが、ようやくその第1弾が出そうです。

まだ出てません。。。

 

このホームページ、ブログもそうですし、現場の看板もそう

ですが、何よりいろんな人に広く知ってもらうにはやっぱり

紙媒体が必要。

 

折り込みチラシや求人用の広告もありますが、はじめは

調布のフリーペーパーから行く予定です。

 

182 Channnelの9月号、チェックです。

 

調布市内でないと配っていないので、あとは調布の設置店

に直接行くしか手に入れる方法はありません。

 

うーん、たくさん手に入れたい、三鷹、府中にも配りたい、、、

などなど思いは尽きません。

早く出ないかな。。。

 

スラムダンク

 

少しずつは涼しくなっているのでしょうか。

今日も残暑にゲリラ豪雨、秋晴れが待ち

遠しいです。

 

最近のリフレッシュは、「グレイズアナトミー」。

アメリカの医療ドラマですが、「ER」よりドラマ

性があっておもしろいです。

医療シーンは「ER」のほうがリアリティがある

ようです。

 

それにしてもフジテレビの「コードブルー」は

グレイズアナトミーとERのパクりじゃないかと

思うほど、ストーリー、設定が似てますね。

いいのかな、、、

 

それはそうと、ツタヤに行ったついでに

「スラムダンク」を借りてきました。

コミックもレンタルしていて、そのことは知って

いましたが借りたのは初めて。

一冊1週間で90円なんてあまりの安さにびっくり

です。

 

ところで「スラムダンク」、テレビで話している

のを聞いて急に読みたくなってしまいました。

 

あっという間に借りてきた10冊を読破。ストーリー

が抜群なのはもちろんですが、連載されていた

当時の中高生の頃を思い出してしまいました。

懐メロと同じ心理でしょうか。思い出に浸った

日曜日でした。

 

ヒト、モノ、カネ

 

クリニックの概要が少しずつ固まりつつあります。

医療機械、家具などの設備、スタッフ、などなど。

 

診療のことはいいんですが、やはりそれ以外のこと

となると素人同然。何がどれくらい必要か、いちいち

教えてもらいながら、だんだん頭に入ってきました。

 

とはいってもいろんな種類があって迷ってしまいます。

なんといっても費用が律速段階になっていて、いいもの

は便利で快適で、ですけど全部買ってたら全然もたない

し。

宝くじでもあたらないかなぁ。。。なんて思いますが、

宝くじは買いませんよ。ああいうものは信じません。

 

一番大事なのはヒト、気持ちのいいスタッフと気持ちの

いいクリニックを作りたい、それが一番です。医療技術、

看護技術も大事ですが、心が大切、誠実な人募集です。

 

それが患者さんのため、スタッフのため、自分のため

となるのでしょう。

 

レディースクリニック

 

今日もゲリラ豪雨。そのあと外出しましたが、5分で汗だくに

なりました。まだまだ残暑はきびしそうです。

 

ところで、分娩を扱うクリニックの名前にはいろいろあります。

「産婦人科」

「医院」

「レディースクリニック」

「マタニティクリニック」

「ウィメンズクリニック」

「クリニック」

などです。

そのうち、私がレディースクリニックを選んだのは、語呂がいいから

ではありません。一応、私のクリニックへの気持ちを込めています。

 

というのも、ギョーカイ的には、レディースクリニックというと駅ビルの

中にあるような検診だけのクリニックとか、不妊治療のクリニックが

多く、分娩を扱うクリニックには比較的珍しいのです。

 

分娩を扱うとすると、「産婦人科」か「マタニティクリニック」になるで

しょうか。「医院」、「クリニック」、では一見何科の診療所なのか

わかりません。

 

金子産婦人科、ではちょっと田舎くさい(どこかにあったらゴメンナサイ)

し、マタニティクリニックではマタニティでない人は入りにくい、

ということで、レディースクリニックとしました。

 

もちろん、分娩が診療のメインにはなるのですが、それだけをする

つもりはありません。月経の悩み、更年期の悩み、子宮がん・卵巣がん・

乳がんの検診、そういったもの全てで貢献したいと思っています。

 

より多くの女性に健康な生活を送ってほしい、という願いを込めて

いるのです。それには若い時だけでなく死ぬまでおつきあいしてほしい

と思っています。それが、トータルライフをサポートする、という

スローガンとなっています。

 

また、そうすることで産婦人科医としての知識、技術をフルに発揮できる

し、多くの局面が自分自身を成長させてくれると考えています。

 

 

バブル

 

錦織選手が負けてしまいました。

テニスを中学高校とやっていたので、たまに気になります。

もう何年もラケットすら握っていませんが、こういうホープが

出てくると勢いが出ていいですね。

 

ところで、最近地価が上がってきたというか、下げ止まった

というか、です。カンブリア宮殿ではバブルの時に似ている

とのこと、実際に倒産する不動産会社も出てきているようです。

 

バブルといえば、産婦人科の当直料もバブルなんです。

とても金額を公表できませんけど、場所を選べば週に1回、

夜だけ当直するだけでひと月は楽に暮らせます。

当直って言っても、しっかり寝られます。まったく寝られない

ということはほとんどなく、忙しい日でも4時間程度は寝られ

ます。

 

いくら産婦人科医が少ないといってもこんなバカなことが

続いていいわけありません。当直料だけが高い、しかも

自分の病院ではなく非常勤として行く病院でだけ高いの

です。ですので、平日自分の病院で一生懸命働いても、

土日に当直すれば1回で同じくらいの給料になってしまい

ます。

 

お金のために医者になった人はいないと思いますが、

こういう状況では当直だけで暮らすフリーターが増えて

しまってもしょうがないのかもしれません。

 

それから、二つの病院でお互いに相手の病院で当直

することで自分のところで当直するよりずっと多くの

報酬を得る、なんてことも起こっています。

 

絶対間違っているんです。われわれの中で自浄作用を

働かせないといけません。産婦人科医療が危機に瀕して

いるからこそ、きちんと襟を正していきたいものです。

ちょっとキレイごとにすぎますが、理想は理想で。