カテゴリー別アーカイブ: 日常

あわや、、

 

先日のこと。

前のお産が帝王切開で、今回はどうしても普通に

産んでみたいという方がいて、そのお産のときの

ことです。

 

こういうのを

VBAC (Vaginal Birth After Ceaserian section)

ブイバックって言うんですが、最近はあまりはやらない

ようで、予定の帝王切開にするところがほとんどです。

 

一般に子宮破裂の確率っていうのは1%と言われて

います。で、それをどこら辺で見極めるのかが問われる

わけです。

 

うちではいつでも帝王切開できるように、あらかじめ麻酔

のチューブを入れておき、器械も準備してありますが、

この判断がちょっとでも遅れたら文字通り命取り。

 

わが恩師のポリシーもあり、このVBACには随分と

立ち会いましたが、幸か不幸かいまだに目の前で

子宮が破裂したのを見たことがありません。。

 

話は戻ってそのお産のさなか、子宮口はかなり広がって

いましたが、ちょっと陣痛が間延びしてきたので、破水を

するようにしました。その約10分後、

 

「ぎゃーーーっ!!」

 

痛みで悲鳴が上がりました。動いているせいか児心音も

拾えません。

 

(ついに破裂が来た!?!?)

とそわそわしたところ、普通の顔に逆戻り、ただの陣痛でした。。。

破水したせいで痛みが強まっただけのよう。

 

あとはウソのように順調に進んでご安産。

めでたしめでたし、でした。

が、そのかげで、ワタシのワキ汗はびっしょり。。

 

たまごクラブ12月号

 

たまごクラブ12月号、大注目です!

うちのクリニックの特集、ではありません。。

 

うちのクリニックで出産された方が妊婦モデルで

登場です。それが誰かはご本人の了解がまだ

ですので明かせませんが、ワタシの見る限り、

いちばんの美人!です。

 

勝手に身内のような気がして見入ってしまいました。

 

 

丸くなりました

 

先日、半年ぶりに来られた患者さんがいました。

診察室をあけて、ワタシの顔を見るなり

「丸くなりましたね!」

 

もともととがった性格ではありませんが、、、

 

ではなく、実際に丸くなったんですね、顔が。。。

確かに開院当初と比べると1割増。

 

なんだか最近この年にしてジャンクフードにはまって

しまい、やめられません。。

 

なので、妊婦さんの体重増加にも注意できません。

自分でできないことは人には言えませんから。。。

 

青空の下

 

2年ぶりくらいに陸上競技場に足を運びました。

なんだか懐かしいような気恥かしいような、そんな

感じです。

 

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うーん、ブレまくってますね。

高ぶってる感じが出てしまいました。。。

 

出身大学の試合に応援というか見物というか、知り合いに

会いに行ったというか、そんな感じです。

 

卒後10年くらいたっても当時の仲間が来ていて、みんな

それぞれの道を進んでいました。

研究を頑張っているもの、臨床ばかりやっているもの、医者に

なったくせに陸上に熱を上げているものなどなど。

 

こっちは久しぶりに太陽の下に出たので11月の陽ざしで

日焼けしました。。

 

産婦人科友の会

 

昨日、多摩地域 産婦人科若手の会なるものがありました。

といっても、開業医のみの会ですので、若手とはいっても

ワタシが最年少。上は40歳ちょっとくらいの人まで5人ばかり

集まりました。

 

以前からあったもののようですが、今年開業したワタシは

初参加。

みんな、地域の産科医療を盛り上げようと一生懸命な人たち

ばかり。

 

こういうメンバーを見てるとなかなか産科医療も捨てたものでは

ない、という気がしますが、どうも勤務医の方がモチベーションが

低く感じます。

 

まあ、みんな仕事がしたくて開業したんでしょうからやる気があって

当たり前、ですけどね。

 

それでも、分娩費の直接支払制度とか、周産期センターが

1次医療からみる、みたいな動きがあって危機感を感じて

います。

 

なんとか開業医が潰れないで済むようなシステムが作られると

いいですが。。

 

いろいろ

 

更新がまたもや滞ってしまって。。。

 

いろいろあったようななかったようなで、個人的には

いちばんのビッグニュースは巨人が日本シリーズに

進出を決めたことなんですけどね。

原監督がますます偉い人になっちゃって複雑な心境。

子供のころすごく好きで、チャンスに何となく弱くて

そこがちょっとさみしくて、でも親近感があって、、

そういうのがなくなっちゃいますよね。。。

 

あとは10月に入ってお産がだいぶ増えたりして、

そこはすごくうれしいです。やっぱり幸せな瞬間に

立ち会えるのはこちらも幸せだし、パワーもらってます。

 

あと、日本テレビの『ギネ』

かなり前に原作のことをこのブログで書いたんですが、

原作と違いすぎて。。

原作と違うのは当たり前なんでしょうけど、藤原紀香みたいな

医者なんていないですけどね。あそこまでデフォルメしなくても

いいのに、とこれは少々残念。

 

今日はこんなところで。。

そう言いつつ、『ギネ』の時間!

 

インフルエンザ狂想曲2

 

いよいよワクチン接種が迫ってきました。

昨日、医師会で説明会が開かれ、一応出席。

 

調布にこんなにインフルエンザがらみの医者がいるのか

っていうくらいの大盛況で、むしむしして気持ち悪いほど

でした。

もちろん(?)ワタシが最年少。

なるべく出口に近いところを確保しました。

 

さて、本題の説明ですが、説明する側もよくわかってない

ようで、なんだかかわいそうな感じでした。

質問のほとんどに、

「今度聞いてきます」

ですって。

 

予定よりどんどん遅れているようで、妊婦さんへの実施も

11月中旬から下旬にずれこみそう、とのこと。

普通の高齢者に至っては1月、とか言ってました。もう

そのころにはひととおりみんなかかるんじゃないかって

気もしますけどね。。。

 

最後は、

「早くワクチンが来るって信じましょう!」

「おぉー!」

みたいな感じ。。。

 

信じるくらいしかできませんが。

 

腕が鳴る

 

新しいクリニックのせいか、ちょっと病院らしくない

外観のせいか、50代以上の方の来院はまだ少ない

のです。

 

前の病院はむしろ50代以上の方ばかりでしたので

ちょっとさみしい気分です。

 

40代までの方ですと、症状があってこられても手術に

なるようなものは稀。

不謹慎な物言いになりますが、継続して手術をして

いないと、ちょっとフラストレーションがたまります。

 

そんな折、先日見たことないほどにまで腫れあがった

バルトリン腺膿瘍の患者さんが来られました。

 

「うーん、これはオペ!」

 

薄皮をむくように皮膚と膿瘍の間を剥離していく快感。。。

膿を破裂させずにぼろっと小さなミカンほどの膿瘍が

取れた時の快感。。。

うまく剥離できたため、ほとんど出血しない快感。。。

 

もちろん、患者さんの苦痛を開放できたという快感が

いちばん大きいのですが。。

 

そうはいっても傷の痛みはまだ残っていたようで、、、

早く痛みが取れることを祈ってます。

 

台風とともに

 

なんだかすごい雨です。

雨の時、とくに台風の時はお産が多い印象があります。

 

気圧の関係だとかまことしやかに言われますが、よく

わかりません。

 

ですが、さっそく、来られました、陣痛。

おしるしの電話も入ったりして、やっぱり台風のせいで

しょうか。それともたんに偶然???

 

 

 

TSUTAYAで立ち読み?

 

NHKで漫画家の井上雄彦さんの特集を見たら

どうしてもバガボンドが読みたくなってしまい、

TSUTAYA通いがはじまりました。

 

学生のころ普通に読んでましたが、そのうち

原作とあまりに違うので何となく敬遠しちゃって

ました。

 

買ってもいいのですが、買うと置き場所に困るので

レンタルへ。

10巻ずつ借りるとなんと1冊70円。こんなのでもとが

とれるんでしょうか。とれるんでしょうね。

 

21巻まで来たところで、それ以降がなかなか借りられ

ません。だいたい、20巻までは2冊ずつあるのに、

どうしてそれ以降は1冊ずつしか置いていないのか、

TSUTAYA国領店さん、お願いします。

 

あと、私の行く時間はだいたい0時から2時くらい

なんですが、このあいだ18時くらいに行ったんです。

 

そうしたら高校生がズらーっと並んで立ち読み!

そういえば、立ち読み禁止なんて書いてありましたが、

こんなところで立ち読みする人いるか、と思ってたら

たくさんいるんですねぇ。

 

レンタル屋で立ち読みっていうのもなんだか不思議

な感じがしました。

ま、本がぼろぼろだから罪悪感もないのかも、ですね。

 

ワタシが学生のころは本屋で立ち読み。注文カードを

折らないように、とか、手あかがつかないようにとか、

そっと読んでました。

懐かしかったです。