昨日、一昨日と大学受験のセンター試験でした。いつもより
ニュースにならなかったのか、新聞で問題が出ているのを見て
気づきました。
この季節になるとなんとなく切ない気分になります。
高校3年生の時の受験がいまだに失敗体験として残っている
からです。もう15年以上前ですから、時間はかなりたっている
のですけどね。
試験の日にちょうど風邪をひいて発熱しました。寝込むほどでは
なかったし、試験の緊張感であまり気にしていなかったのですが、
英語の試験問題がこの「セルフハンディキャップ」の話題だった
のです。
大事なときに、風邪をひいたりけがをしたりして自分に不利な状況を
無意識のうちにつくり、失敗したときの言い訳にする、というのが
セルフハンディキャップです。
試験の日に風邪をひくなんてまさしくセルフハンディキャップ。
プレッシャーに完全に負けていたのです。ということを試験問題に
教えられ、その問題を読んだ瞬間に
「あ、これはダメだ」
と思ったのを今でも鮮明に覚えています。
それ以来、重要な問題があるときにはまずは体調管理、セルフ
ハンディキャップなんて恥ずかしい事態だけは避けよう、失敗して
も体調のせいにしないように、と気をつけています。
それはともかく、受験生には全力を出し切れるように、雪とか
事故とかセルフでないハンディキャップだけは訪れないように
願っています。