ちょっと前になりますが、産婦人科学会で産婦人科を
盛り上げる会、っていうか盛り上げようとする会をやりました。
いま、産婦人科医になろうとする人が減っていて、その原因は
何か、自分たちで何が変えられるか、というようなことを
話し合いました。
その内容はちょっと専門的なことも多かったので割愛しますが
そこに新聞記者が取材に来てました。
その人の感想の一部。
「自分たちが変わっていこうとする姿勢には好感を覚えたが、
お互いを先生と呼び合うのにはひいた」
とのことでした。
うーーーん、反省。
前にも少し書きましたが、医者はお互いを先生と呼びます。
それが研修医であろうと、教授であろうと同じです。
たまに○○くん、などということもありますが、公の場では
先生をつけるのが基本です。
これは学校の先生も同じでしょう。
だから、医者も学校の先生も常識がない、なんて言われる
んです。実際あたっている部分も思い当たりますが。。
変わろう、と言っても、根本的なところは気付かないのかも
しれません。学会に外部役員を入れようという意見もあった
のですが、今回の提案では時間の関係で省いてしまいました。
やっぱりそういうことが必要でしょうね。