お腹の大きな妊婦さんが増えてきて、そろそろ
赤ちゃんの誕生も間近になってきました。
ということで、小児科の先生も手ぐすねを引いて
待ってます。
入院中はもちろん、1ヶ月検診の診察もしてもらう
予定ですので、私も安心して任せることができます。
もともとの病院の同僚ですので気心も知れているし、
何といっても新生児の診療に精通しているのが
心強いです。
新生児の領域は実はとても新しくて、大学などでは
新生児単独の講座はまだありません。
一応小児科に組み入れられていますが、小児科の
医師でも産科のない病院に勤務している場合、
新生児は全く触ったことがない医師も多いのです。
大体元気に過ぎてしまうので、産科の医師が経験
だけで診ていたりして新生児領域は長いことだれの
専門でもないグレーゾーンでした。
最近になって、新生児科として独立することが多くなり
ましたが、それでも標榜科としては認められておらず、
本当の意味でしっかり診察できる医師というのは
少ないのが現状です。
その点、わがクリニックに来てくれる医師は1000グラム
程度の極低体重児から満期産児の病気まで、知識、
経験ともに豊富ですので、安心してもらえると思って
います。
なにより私自身、開業したことで以前より診療レベルが
下がっては意味がないので、心強い味方を得てのびのび
と、お産に臨めます。
一生に何回とないお産が安心して快適なものであるよう
に強く願っています。