このお題でほとんど書きあげたところで、飛びました。。。
また根気を取り戻して書いてみてます。
勤務医のころはがんの患者さんもたくさん見ていました。
そんなお話です。
婦人科の場合、けっこうな確率で治るので、すぐに告知を
してすぐに治療に入ります。
そこで気になっていたこと。。
がんになればそれはもう心配です。当然です。
そこでよく言われるのが
「がんセンターなどに行ったほうがいいですか?」
ワタシ「行きたいと思うのなら行ったほうがいいです」
といつも答えていました。
「ただ、行ったからといってたぶん結果は同じです」
と付け加えています。
というのも、婦人科のがんの場合(おそらくほかの
臓器でもそうでしょうけど)治療法はほぼできあがって
います。ガイドラインというものがあって、それにそって
やるだけ。
なので、主治医との信頼関係や、通院が困難でないか、
家族の協力が得られやすいか、などが病院を選ぶ
決め手にするべきです。
がんセンターなど、がんの専門病院は、なんとなく安心感が
あるし、週刊誌などでも5年生存率が低かったり、手術の
死亡率が低かったりします。
ですが、、、
もともとがんセンターなどは合併症のある患者さんを受け入れ
ません。それにだいたい、遠方からわざわざ通えるくらい元気な
人が多いのです。
なので、治る確率が高いのは当たり前。
そういう数字でごまかそうとするのが、週刊誌やテレビの
悪いところ。そうでもしないと売れないし、見てくれないのも
わかりますが。。
まずは、はじめの医師によくよくお話を聞くことが一番だと思います。