インフルエンザについては相変わらずテレビで情報を得る
ワタシです。都も医師会も、産婦人科学会もなにも声明を
出す前にテレビで出るのだから呆れます。
昨日のテレビによれば妊婦さんの接種は1回、健常成人と
同じ扱いになりました。すでに東京や大阪では妊婦さんより
小児優先とのことで妊婦さんにとっておいた分を先にこども
さんに回すと決定した、との報道もありました。
後出しで言うのはずるいのはわかってますが、この題名の
通り、どうしてもワタシには妊婦さんが重症化する、っていう
イメージが湧きませんで、優先するのはいいけど危機感を
あおるのはやだなぁと思っていたわけです。
それが今になって健常成人と同じ扱いでは、妊婦さんは
たまったものではありません。あれだけあぶないあぶないと
言っておいてねぇ。。
産婦人科学会はそれでも妊娠中は後期により重症化
しやすいとの声明を出してますが、もはや意味不明です。
というわけで、当院通院中の妊婦さんでワクチンがまだ
間に合わないからと言って悲観することはありません。
最終的(っていつ?)には全員分うてることになってます。
一つだけ良かったことがあるとすれば、季節性のインフルエンザ
ワクチン接種を今まで毎年妊婦さんに勧めていましたが、
ほとんどスルーされていました。今年は結構みなさんうってます。
リスクが特別高いってわけじゃないけれど、うっておいた方が
いいっていうくらいですけどね。
これが来年も続けばいいですね。