こだわり

 

お久しぶりです。

今日は真夏のように暑かったですね。暑さに弱いワタシは

クーラーを入れるのですが、設定温度が低すぎて、席を

はずすたびにスタッフに設定を変えられる始末です。。。

 

ところで最近よく経営の本などを読むのですが、といっても

かるーい本で一番おもしろかったのは、

“出稼げば大富豪”

なんていうまんがのような本です。

 

それでも書いてあるのは、ちゃんとした本と同じで、

「ニーズを把握すること」

に尽きるようです。

 

自分のこだわりが強すぎると、失敗につながるようです。

こんなことは勤務医時代には考えもしなかったことですが、

自分がいいと思う医療と患者さんがいいと思う医療は全然

違うかもしれません。

 

たとえばがんの治療なんかは、標準治療っていうのがあって

結構簡単なんです。なんていうと専門家に怒られますが、、、

つまり、治療の選択肢があまりないというか、そういうところで

迷う必要はあまりないわけです。

もし迷うことが出るとすると、今度は何が正解かわからない

わけで、すると、患者さんが使いやすいかどうかとかの要素で

決めればいい。

 

ですが、お産の場合は、

「お母さんと赤ちゃんが無事である」というのが最終ゴールで

あるとするとそこへの行き方はさまざまであるわけです。

しかもほとんどの場合お母さんの自力でいけます。

 

なので、そこへいかに介入していくか介入していかないか、

というのはとっても難しいと最近とくに感じます。

こちらの手助けは絶対に必要なものではないですが、でも

あったほうがいい。ですが、こちらは良かれと思って「協力」

したつもりが「邪魔」だったり、ということもあります。

 

その「良かれ」の基準がこちらのこだわりから出るようなもので

あると裏目に出るのかな、と思います。

一方でそのこだわりがないと最近流行りの「ブレている」などと

言われてしまいますし。。。

 

幸か不幸か、いままでの妊婦さんたちはとってもいい人たち

ばかりで、大きな批判はいただいていないのですが、本当の

ニーズとこちらの提供するものがあっているのかどうか、日々

考え中なのです。

 

ということで、よりこのクリニックが発展するためにも出産された

方はぜひ忌憚のないご意見をアンケートの書いてくださいね。

よろしくお願いします。

 

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