カテゴリー別アーカイブ: 日常

感謝です

 

昭和病院のもと患者さん(Oさん)から連絡をいただきましたが、なぜか返信ができないので

こちらを使っちゃいます。

 

ご連絡ありがとうございました。ご無沙汰してます。

Oさん、よーく覚えていますよ。妊娠中から、出産後までいろんなことが起こりましたね。

最後は無事で何よりでした。

 

こうした励ましのご連絡が何よりのやりがい、励みになります。本当にありがとうございます。

 

個人的なご相談もいただきましたが、さすがにブログだから遠慮しますね。

もしお時間があれば、ぜひお子さまを連れて遊びにいらしてください。ゆっくりお話したい

ですね。

 

インフルエンザなどもはやっています。おからだ大切にしてください。

 

試食

 

この間の日曜日、クリニックの厨房で腕をふるってくれる

シェフの料理を試食しました。

 

おいしいのなんの、おいしいです。ま、私の舌は自慢じゃ

ありませんが大したことないですけどね。スタッフ皆さんが

おいしいと言っていたのでおいしいのでしょう。

 

おととし、ミシュラン東京が出たとき、グルメ好きの友人に

連れられ、三つ星のジョエルロブションとロオジエに行って

きました。

 

おいしいかと言われればそれはおいしいのですが、

ワタシにとってみれば師匠のユキオ先生と行きつけたワタミ

のほうがずっとおいしいのです。さらに、オリジン弁当、

ほっかほっか亭、こういうほうが安くて好きです。

 

そうはいってもやはり、家のご飯が一番。

あまりに説得力ないですね。。。

 

セルフハンディキャップ

 

昨日、一昨日と大学受験のセンター試験でした。いつもより

ニュースにならなかったのか、新聞で問題が出ているのを見て

気づきました。

 

この季節になるとなんとなく切ない気分になります。

高校3年生の時の受験がいまだに失敗体験として残っている

からです。もう15年以上前ですから、時間はかなりたっている

のですけどね。

 

試験の日にちょうど風邪をひいて発熱しました。寝込むほどでは

なかったし、試験の緊張感であまり気にしていなかったのですが、

英語の試験問題がこの「セルフハンディキャップ」の話題だった

のです。

 

大事なときに、風邪をひいたりけがをしたりして自分に不利な状況を

無意識のうちにつくり、失敗したときの言い訳にする、というのが

セルフハンディキャップです。

 

試験の日に風邪をひくなんてまさしくセルフハンディキャップ。

プレッシャーに完全に負けていたのです。ということを試験問題に

教えられ、その問題を読んだ瞬間に

「あ、これはダメだ」

と思ったのを今でも鮮明に覚えています。

 

それ以来、重要な問題があるときにはまずは体調管理、セルフ

ハンディキャップなんて恥ずかしい事態だけは避けよう、失敗して

も体調のせいにしないように、と気をつけています。

 

それはともかく、受験生には全力を出し切れるように、雪とか

事故とかセルフでないハンディキャップだけは訪れないように

願っています。

 

嬉しい再会

 

先日、病院まで元患者さんが会いに来てくれました。

時々たずねてくださる方があって、そんなことが何よりの

喜び、励まし、明日への活力になります。

 

よく、「ありがとう」の一言のためにがんばっているんだ、

という言葉を聞きますが、まったく医師も一緒で、給料が

低かろうが、勤務が大変で家に戻る時間がなかろうが、

患者さんから感謝されることで疲れが吹っ飛びます。

 

先日は、2年くらい前に、前置胎盤、出血、緊急帝王切開

になった方が訪ねてくれました。30週で生まれてしまい、

私としても大いに反省すべき点、勉強になった点があって

印象深い人でした。

 

遠くに住んでおられて、実家が病院近くということで寄って

くれました。早産、未熟児で生まれたお子さんも元気との

こと、それもハッピーなニュースでした。

 

患者さんに理不尽に(とこちらは思ってしまうように)怒られる

こともありますが、こういう方がいる限り何があっても全力で

がんばろう、という気にさせてもらえます。

 

欲を言えば赤ちゃんにも会いたかったですよ!Ayaさん。

 

いいこと悪いこと

 

ブログを始めて以来、こんなに更新が空いてしまったのは

初めてでした。

 

その間にいいこと悪いことたくさんあって、先週は本当に

あっという間に過ぎました。個人情報にかかわることが

多すぎて具体的に書けないのが残念でもあり、まったく

ストレスの解消にもならないのですが、自分が元気で

いることが何よりいいことかもしれません。

 

まずは心身ともに元気でないと、他の人も幸せになりません

からね。

 

面白かった本は

岡野雅行

「人生は勉強より『世渡り力』だ!」

元気が出ます。

 

変更しつつ

 

朝自転車に乗ったら、寒すぎてコンビニに入ったとき

顔がじーんとかゆくなりました。最近、移動は車ばかり

だからだったから。。

 

現場も新年、動き始めていました。

内装が着々と進みながら、また、ちょっと壁の位置を

直せないか、とか、ここに壁掛けのものを吊るしたい

から補強してほしいとか、要望を出しまくっています。

現場の皆様、ほんとにすみません。

 

でも、ある程度出来上がらないと使い勝手が想像

できないし、出来上がると変更は難しいし、ジレンマ

ですね。。

 

でも、動線はもともと単純にできているし、あとは

内装のデザインで雰囲気が出てくるといいなあと

期待しています。

外観は想像通りできたので、期待大。

 

仕事始め

 

少し暖かくて、仕事はじめには気分の良い一日でした。

何より、人が多いのがよかったです。患者さんでなく、

スタッフです。

 

外来はみな今日は出勤だったようで、どこの科も人に

余裕があって、穏やかな感じでした。こういう雰囲気だと

気持ちよく仕事ができていいですね。うちのクリニックも

そうしたいものです。

そんなに人が雇えるのかどうか。。。

 

気分よくスタートしたので、きっと今年はいい年になるはず、

です。

 

2008年最後の日

 

今年最後の日になりました。

あいにく、と言ってはいけませんが病院に今日3度目の登場です。

こんな時に病院に来なくてはならない患者さんのほうがずっと

大変です。。

少しでも気持ちよく年を越してもらえたらと思わずにいられません。

 

振り返るとあっという間でした。今年の初めは新生児科勤務で

四苦八苦、久しぶりに研修医に帰って今思えば楽しいものでした。

シゲ先生、ありがとうっ!

 

自分でもよくわからないまま、関中に来ることになり、大樹の陰から

一気に砂漠に放り出されたようで、慣れるまで少し時間はかかり

ましたが、これもいい経験でした。

 

しかし、なんといってもクリニックが建ち上がりはじめ、スタッフも

集まってきて、説明会も無事に終わって(あ、2回目もありますよ)、

4月1日開業にむけ準備を整えつつあります。

 

開業に向けては、オーナーさん、建築士さん、建設業者さん、

税理士さん、医療器械屋さん、ノムさん、そしてなんといっても

このクリニックに共感し暖かくもやる気に満ちたスタッフの方々、

多くの方に応援してもらっています。

どうもありがとうございます。

 

この産婦人科冬の時代に、一人でも多くの患者さんの助けに

なれるよう、またみんなで力を合わせて頑張っていきます。

仕事上、女性ばかりしか直接的には応援できませんが、

女性が元気な社会はきっと明るいものです。そうなるために

少しでも私たちの力が役に立てば、と願っています。

 

仕事納め

 

昨日は仕事納めでした。

といっても何をしたわけでもありませんが、一応今年も無事に

終わりました。

 

開業の準備については、今年初めにはまだ建設会社も決まって

おらず、建築確認に何ヶ月もかかるなんていう話もあったりして、

それでも開業の申請を出しちゃったし、どうなるかと思っていました

が、無事に予定通り進んでいます。

 

スタッフもいい人が揃いつつありますし、分娩予約も入れてもらって

あとはきちんといい医療を提供していくだけです。

 

自分の仕事でいえば、4月から今の病院に来て、はじめは外来も

壊滅状態でしたが徐々に良くなってきました。やはり良くなってくる

までには半年くらいはかかった感じです。

 

手術もコンスタントに週1回以上してきて、どれも無事に経過して

ひと安心。自分が責任者になると、どんな簡単な手術でも最初は

相当緊張しました。開業前に経験できたことが、この病院にきて

いちばん良かったことかもしれません。

 

心残りは今見ている患者さんたちをどうしても他の病院に振り分け

ないといけないこと、これは来年早々にしなければなりません。

気が重い。。。

 

そういえばレセプトも山のように残っていました。今年中に仕上げ

なければ、来年大変。。まだ仕事納められません。。

 

目が痛っ

 

2週間くらい前にできた顔の引っかき傷が全然消えず、

このまま人相の悪い顔になってしまいそう。出会った人は

見て見ぬふりをしてください。

 

昨日の当直もまたまったく寝られず、目が痛すぎです。

到着して引き継ぎ時

「今日はきっと産まれないよ」

なんて言葉を受け、テレビなどを見つつ寝ようと思っていたら

「おなかが張るっていう妊婦さんが来てまーす」

 

産まれないとは聞いたけど、救急ならしょうがない、と一仕事。

 

そのあと今後の準備のことを考え始めてしまい眠れなくなって

しまい、ようやく2時ころウトウトし始めたら

「お産でーす」

 

お産も無事に終え、また考えめぐらせながらウトウト始めると

「流産の患者さんでーす」

 

これまたひと仕事を終えると、もう6時。7時には出ないと

いけないので、30分でもいいから寝よう、と思ったその瞬間

「2件お産でーす」

 

うーーー、結局二人ともすぐには産まれず引き継ぎをし

出てきました。

 

おかげで今日は目が痛いのです。研修医のころは慢性的な

寝不足で、昼間に病院の外に出ることがほとんどなく、たまに

外に出るとまぶしくてぼろぼろ涙をこぼしたものでした。

 

今日は久しぶりの涙。ちょっとなまりましたかね。