カテゴリー別アーカイブ: 日常

とりあえず、、

 

久しぶりの更新です。

久しぶりすぎて何を書けばいいのか分からず、とりあえず

そのように書いておきます。

これからちゃんと更新予定です。

 

なんで更新しなかったかというと、なんとなく、、、です。

事件があったわけではありません。

再開一つ目はこのくらいの手抜きで。。

 

妊娠中の歯の治療

 

年々暑さに弱くなっていくような気がします。

もはやクーラーのないところでは5分ともちません。。

 

ところで、妊娠すると東京都では歯科検診が無料で

受けられます。それも含めてですが、お隣(といっても

200mくらい離れていますが)の原歯科医院で妊婦さん

向けの歯のケアのクラスが開かれます。

 

7月30日(金)、14時から15時で先着10名だそうです。

 

偵察(?)に行った妻の話ではなんでも先端機器を駆使

してずいぶんと親切丁寧に診察をしてくれるんだそうです。

ここ20年くらい歯医者とは無縁ですのでよくわかりませんが、

コンビニより多いといわれる歯医者さんですから、差別化が

大変なんでしょうね。

 

うちも他人事ではありませんけどね。。。

 

産科医療の責任 ~自然療法事件から

 

山口県で、助産師による自然療法(ホメオパシー)で

赤ちゃんに必要なビタミンKを与えずに赤ちゃんが死んで

しまいました。

 

自然療法のなんたるかは全く知りませんが、その助産師が

自信を持ってやったことなのか、知識不足でこうなって

しまったのか、どうなんでしょう?

 

ワタシもVBACやら逆子の自然分娩を扱っていると、多方面

からいろんな意見をもらいます。ワタシ自身は、自信を持って

やっていますし、そこに確固たる思いを持ってやっています

ので、何を言われようと全く気にしませんが、やはり不幸にも

事故が起きると言い訳はできませんね。

 

ネットからの情報しかなく、それだけで判断はできませんが、

当該助産師は自分の非を認めているようです。

どういう意味の非なのかわかりませんが、産科医療は不確実

ですから、どんな経過をたどったにしろそのすべての結果の

責任を取る気概がなければいけない。

ただ、自分の行いには自信を持ってやったんだ、という主張が

必要だと思います。

 

結果は不幸ですが、自らが過ちを犯したのではなく、正しいと

思うことをして、その結果不幸が起こった、それについては

自分の責任である、という態度でいてほしかったと思いました。

 

だって、ミスとか思い違いってわけではないのですから。。

 

産科医の睡眠

 

ワールドカップが盛り上がっていますね。

裏でひそかに野球も再開しています。巨人の調子が良くて

気持ちのいいワタシです。

 

ところでそのワールドカップ、いちおう見ています。

ただ、日本の初戦カメルーン戦でとんでもないことが起こり

ました。夜の11時過ぎに始まったと記憶していますが、

なんだかその前から眠かったんです。

 

産科医は浅く眠るのが得意でして、起きながら眠る、という

ようなことをします。周りの気配を感じつつ眠るのです。

そうしないと急な呼び出しに対応できません。

 

なので、9時過ぎくらいからテレビをつけたまま眠って

試合が始まったら起きようと思っていました。そしてふっと

目を覚ますと試合前の君が代が流れています。

 

「眠りの技術も健在だ」とひとり満足しながらサッカーを

見ようと思ったのも一瞬、また眠くなってきました。

10分くらいで起きればちょうどいいか、などと思ったのも

覚えているのですが、そのあとふっと起きたら、なんと

岡田監督が勝利インタビューをしているではないですか。

 

ちょうどきっかり2時間、試合の分だけ寝ました。

あとで視聴率が45%と聞いてよけいショック。

オランダの試合はちゃんとリベンジしましたが。。

 

三鷹上陸

 

三鷹駅に看板が完成しました。

100614_1909~01.JPG

 

クリニックの宣伝はどこまでやればいいものやら

全くわかりません。

高須クリニックみたいにテレビまでやるところもあれば

知る人ぞ知るって感じで一切宣伝をしてないところも

ありますもんね。

 

ただ、やはり最初は知名度を広げなければなりません

から、やってみました。本来は調布に出すべきですが

工事中のため、新規の受付はしていません。

 

で、距離的にも近く、道も一本なので三鷹にしてみました。

なかなかいい感じです。

それにしても三鷹駅ってすごいですね。

調布駅とは比べものになりません。JRと京王の違いで

しょうか。だいたいスタバがあるだけでびびっちゃいます。

調布はドトールとクリエですからね。。。

エキナカの食料品売り場もすごいし、調布も建て替えで

よくなることを願います。

 

ところで、この、看板、

「麻酔を使った痛みの少ないお産」

って書いてあるんですけど、無痛のことなんです。

医療業界は広告規制が厳しくて無痛って書けないんです。

最後まで理由には納得できませんでしたが、勉強になります。

 

指がマヒ

 

現在、左手の人差し指と中指がジンジンしびれ中。

 

というのも、ここ1週間で4回も鉗子(カンシ)分娩をする

羽目になったせい。

鉗子というのは赤ちゃんの頭を挟んで引っ張りだす器械で

赤ちゃんの具合が悪くなって急いで生まれてほしい時や、

何時間待っても、おまたの出口のところでぴったりと赤ちゃんが

止まってしまった場合に使います。

 

そのときに赤ちゃんの頭を挟みすぎないように、ということで

自分の指を間に挟んでおくのです。その指を締めつけるもの

ですから、終わった後は指がジンジンしびれます。

 

それを1週間に4回もやったのでもうしびれまくって、全然

感覚が戻らず、針を刺しても痛くありません。

 

でも本当にかわいそうなのは赤ちゃんとお母さん。

赤ちゃんは頭にキズができたり、引っ張られて伸びたりで

ほんと、ゴメンナサイ。

お母さんも、おまたが切れるし、出血も増えるしこれまた

ゴメンナサイ。

 

なんとかスムーズに進むよう工夫しているつもりですが

なかなかすべてにはうまくいかないですね。

帝王切開にならずに元気に産んでもらった、ということで

良かったということにしてもらえれば。。。

 

東大も変革?

 

昨日、がんばって書いたブログが、ちょうど書き終えたところで

パソコンがフリーズし、パーになりました。。。

おかげで、というわけでもありませんが、あまりの疲労で夜中に

入院された方のお出迎えに行けず、すみませんでした。

開院以来欠かさなかったのに。。

 

ところで、もう一度書き起こしますと、

先日、東大から鉄門だよりという学内報が送られてきました。

なんでも東大総長賞という、優れた研究に与えられる賞が

あるんだそうで(存在すら知らなかったワタシ)、そこに医学部の

学生が選ばれた、という内容でした。

 

その研究内容が、3D画像の作成ということで、それだけだと

「で?」

みたいな感じなんですが、死体の3D画像の作成なんだそうです。

どこで使うかというと裁判員制度の裁判で使われたとのこと

でした。殺人事件でどんなふうに凶器が体の中に入って、どれが

致命傷で、、みたいなそんなのに役だったようです。

 

東大の研究ですから、一流専門雑誌に載るような研究が山ほど

あるなかで、この死体の3D画像の成果が大賞に選ばれたのです。

 

それが何で驚きかというと、東大といえば象牙の塔、実用的な

ものは格下に思われます。マニアックな研究をしてこそ、30年後に

はじめて役立ってこそなんぼ、みたいな世界ですから、そんな中

いかにも実用的な研究が評価されたということは、大学の姿勢が

大きく変わったんだなぁ、と本当に驚きました。

 

個人的には、超学問的なことは回避してきた身ですから、それが

当たり前だ、という思いと、これで東大らしさが消えていくような

寂しさとアンビバレントな感じです。

 

 

こだわり

 

お久しぶりです。

今日は真夏のように暑かったですね。暑さに弱いワタシは

クーラーを入れるのですが、設定温度が低すぎて、席を

はずすたびにスタッフに設定を変えられる始末です。。。

 

ところで最近よく経営の本などを読むのですが、といっても

かるーい本で一番おもしろかったのは、

“出稼げば大富豪”

なんていうまんがのような本です。

 

それでも書いてあるのは、ちゃんとした本と同じで、

「ニーズを把握すること」

に尽きるようです。

 

自分のこだわりが強すぎると、失敗につながるようです。

こんなことは勤務医時代には考えもしなかったことですが、

自分がいいと思う医療と患者さんがいいと思う医療は全然

違うかもしれません。

 

たとえばがんの治療なんかは、標準治療っていうのがあって

結構簡単なんです。なんていうと専門家に怒られますが、、、

つまり、治療の選択肢があまりないというか、そういうところで

迷う必要はあまりないわけです。

もし迷うことが出るとすると、今度は何が正解かわからない

わけで、すると、患者さんが使いやすいかどうかとかの要素で

決めればいい。

 

ですが、お産の場合は、

「お母さんと赤ちゃんが無事である」というのが最終ゴールで

あるとするとそこへの行き方はさまざまであるわけです。

しかもほとんどの場合お母さんの自力でいけます。

 

なので、そこへいかに介入していくか介入していかないか、

というのはとっても難しいと最近とくに感じます。

こちらの手助けは絶対に必要なものではないですが、でも

あったほうがいい。ですが、こちらは良かれと思って「協力」

したつもりが「邪魔」だったり、ということもあります。

 

その「良かれ」の基準がこちらのこだわりから出るようなもので

あると裏目に出るのかな、と思います。

一方でそのこだわりがないと最近流行りの「ブレている」などと

言われてしまいますし。。。

 

幸か不幸か、いままでの妊婦さんたちはとってもいい人たち

ばかりで、大きな批判はいただいていないのですが、本当の

ニーズとこちらの提供するものがあっているのかどうか、日々

考え中なのです。

 

ということで、よりこのクリニックが発展するためにも出産された

方はぜひ忌憚のないご意見をアンケートの書いてくださいね。

よろしくお願いします。

 

てぃだかんかん

 

退院のお母さんを見送ってようやく外に出ると

ずいぶんさわやかな風が吹いていて、こんな天気に

なったんだ、なんてお母さんと一緒に驚いてしまいました。

 

外出は朝のファミマとあとは夜だけですからね。。。

 

ところで、今日の題名は公開中の映画「てぃだかんかん」。

とてもよかったですよ、なんていう話ではありません。

映画館で映画なんて3年以上は見てません。

申し訳ないです → 家族

 

この映画の監督、李闘士男ってもうすでに結構有名人

なんですね。この映画のプロモーションを見るまで、有名人

とは知らなかったんです。

というのも、ワタシにとっては李監督というより、李先生。

 

小学校5年生の時に通っていた自宅近くの学習塾で、

当時日大の大学生だった李先生がバイトで塾の先生を

していたのです。ひとクラス7-8人くらいで大体2人くらいは

サボっているような塾でしたから、こっちも李先生とは

遊んでいた記憶しかありません。

 

あまりに遊んでいるもんだから塾の責任者から李先生が

よく怒られていました。

名前も本名で「すげーだろ」なんて言っていたのをよく

覚えています。

 

昔の知り合い(なんて言ったら失礼ですが)がこうして

活躍しているのはとても嬉しいし、励みになります。

ワタシもますますがんばって飛躍したいものです。

 

ちなみに映画の内容はまったくわかりません。。。

 

工場夜景

 

缶コーヒーのテレビコマーシャルで、夜の工場がきれいな

夜景になるっていうのがあって、それ以来、夜の工場を

まわるツアーが人気なんだそうです。

 

テレビによれば、当日完売なんだとか。

お目当ては首都高川崎線の京浜工業地帯の工場。

 

実はこれ、ワタシが袖ケ浦のクリニックにバイトに行って

いたときによく通っていた道です。

3年くらい前ですが、当然そのときも今と同じような夜景

だったわけですが、ワタシはその道を通るのが怖くて

怖くて思いっきり車を飛ばしていました。

 

みんなで見れば美しいのかもしれませんが、ひとりで

見るとチョー怖いんです。

そのときは京浜工業地帯とかもよく知らなかったもので、

なんかあやしい工場で、覚せい剤とか武器とか作って

いたらどうしよう、なんて妄想にとらわれていました。

 

ワタシなんかどうしても通らないといけないから通って

いたのに、ツアーは即日完売。。

見方によって変わりますね。。。