超音波講座 旅日記2

 

今日は超音波講座の2日目にして最終日。

朝7時からのモーニングセッションに行くため5時半に出発。

外はまだ真っ暗、どんどん冬に近づいていきます。

 

さすがに渋滞もなく、道も昨日通ったばかりなので落ち着いて

運転。無事、30分前に到着。コインパーキングも昨日と同じ

番号に駐車し、いざ会場へ。

 

病院の隣が、フィリピンパブで、その隣が結婚式場。その

結婚式場がモーニングセッションの会場でした。

うーーーーん、街が雑多すぎ。

 

今日の話題で面白かったのは、お母さんと赤ちゃんとどっちを

優先するか、という問題。

日常医療の中では、どっちかを助けようとすればもう一方を

危険に陥れる、という状況があるわけです。

 

その場合、お母さんを助けるのが産婦人科医の大原則。

たとえば持病があって、妊娠のせいで悪化した場合、途中で

赤ちゃんをあきらめてもらうこともあるわけです。

 

そこで、この前の都立墨東病院で受け入れた脳出血。

このとき帝王切開をして赤ちゃんを産んでから、脳出血の手術を

したのですが、原則に従えば、脳出血の手術を先にするべき。

 

では、自分だったらどうしただろうか、ということで少し議論が

盛り上がりました。多くの産婦人科界の権威といわれる人たちが

来ていましたが、みな、あの場合は帝王切開をしただろう、という

雰囲気でした。

 

確かにそうだろうなぁ、という気もします。

まず、脳外科の先生が絶対に嫌がるし、それに助かりそうなら

やるかもしれないけれど、あの状況ではちょっと無理そうですし。

 

あの事件は業界の中では当然予想されたことでしたが、実際に

起こるとやはりショックは大きいのです。それでは遅い、といわれる

のでしょうけど、でも解決策もない。それだけにショックなのです。

 

これはこのへんで、

講座自体は今日も座りっぱなしで、疲労困憊。基礎的な内容だった

こともありしばし居眠りをしつつ、終了。

 

帰りは3連休の渋滞にしっかり巻き込まれ、2時間以上かけて帰宅。

“3万円!”の価値があったかどうかはこれからの自分の勉強次第、

がんばらないと!

 

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