開業への道のり 1

今日はなぜか眠れません。

いつでもどこでも寝られるのが産婦人科医の

必須条件のはずなんですが。

 

さて、来年の4月に開業が迫ってきました。

ということで、開業を決心するまでの経過を

書いてみます。長くなりそう、、ということで

1、です。

 

 

医者になるまであまり病院にお世話になって

いなかったので、はじめイメージと実際の医者の

仕事のギャップがけっこうありました。

イメージは近所のお医者さん、しかなかったので

戸惑いまくりでしたが、研修医になると次から次から

仕事があってそんなことはすぐに忘れてしまいました。

 

研修医って、なんか悲惨な時代です。

病院にいるすべての人間の下に位置しているので、

すべての人に頼まれごとをする感じです。医者の中

で一番下なのは当然としても、看護婦さんから薬剤師

さん、果ては患者さんからも便利使いされてしまいます。

「ちょっと水汲んできて」みたいな。

 

どんな仕事でもそうなんでしょうけど、研修医の場合

責任だけはあるから怖くてしょうがないんです。

人の命にかかわることだからその怖さをとるためには

とにかく知識と技術を磨くしかない。

なのでとにかく猛勉強です。興味があるとかないとか関係

ないです、このころは。なんで産婦人科を選んだのかも

よくわからなくなっていました。

 

そこに現れたのが、はじめの師匠、ゼンコー先生です。

 

n01.jpgつづきはまた次回で。