開業への道のり 7

 

久々に続きです。

さて、タカヤ先生にノムさんを紹介され、開業がぐっと現実味を

帯びてきました。

 

ノムさん 「まず開業するにあたり先生の理念を言葉にしてください」

ワタシ 「はぃ」

 

そう言われるとなかなか恥ずかしい。こうしてブログに書いてますけど

理想とか夢とかって、人に説明するとなるとどうも青臭くなって恥ずかしい。

やっぱり理想はなかなか実現しないので、日々理想と現実の折り合いを

つけながら診療しています。だからちょっと無理かなって思う部分も

あるんですけど、でもやっぱり理想は捨てられない。でもそれを他人に

説明するとなると、うまく伝わるか、とか、思いっきり否定されるんじゃ

ないか、とか。。。

 

しかし、他人に言わなければ誰も理解してくれない。しかも開業するなら

同じ気持ちの人と働きたい。そこで、勇気をもって、、、

 

ワタシ 「自分の力が及ぶ限り、自分で診た患者さんはずっと診たいんですっ!

      病院ではしたくてもしてあげられないことをしたいんですっ!」

ノムさん 「あ、そんなんでいいです」

ワタシ 「どうも。。。」(あ、何でもよかったわけですか。。。)

 

ま、言葉にしておくってことが大事なことだそうです。

そこで生まれたスローガンが

“女性のトータルライフをサポートする”

です。ただでさえ通いにくい産婦人科、快適な空間とおもてなし、ベストの

医療を提供できれば、女性が気軽に自分の体の手入れをし、そして社会で

活躍する、そんなお手伝いができれば、という気持ちを込めました。

健全な精神は健全な肉体に宿る、ですね。

 

続いて、開業予定地を探す作業に入ります。

すでにマーケティングはできているので、っていうか、東京の市部では

どこでも分娩施設が足りないので、どこでもいいっていう感じでした。

あとは私の希望する大きさの土地があるかどうか、そして、連携する

高次医療機関があるかどうか、これが問題です。