先日、クリニック初の救急搬送になりました。

初めてのわりには手際がよく、ぽんぽんと進んで

いきました。

感謝感謝です。うちのスタッフ、見直しました（笑）。

そのほかに助かったのは杏林のコーディネータ

システムです。24時間助産師がその当番でいて

くれて、搬送先を探してくれるのですが、その間

外来を止めないで済むので大助かりです。

以前なら医師が片っぱしから電話して、断わられ

つづけ疲労困憊、となっていましたから。

コーディネータに依頼してから約1時間、何件に

当たってくれたのかはよくわかりませんが、1時間

も待ったので相当やってくれたのでしょう。

なかなか電話がかかってこないのでハラハラして

ました。

いよいよ搬送先が決まって出発。

本来ならワタシが同乗していくのですが、外来も

あり、そこまで切迫した状況でもなかったためも

あって、婦長がその役を買って出てくれました。

無事送り届けてくれた先は都心の大学病院の

MFICU。

MFICUとは

Maternal Fetal Intensive Care Unit

といって母と胎児の集中治療室です。

翌日、患者さんへのお見舞い兼病院へのお礼に

行ったところ、そのMFICUを見てびっくり。

救急外来の横に分娩室がついたようなそんな

雰囲気で、プライバシーはゼロ。そこらじゅうで

人がバタバタして、器械の音は鳴りやまず。。。

まあ何があってもすぐに対応はできそうでしたが、

入院したら大変。

ちゃんと寝られるのでしょうか。。。

そんな中、スタッフがとても明るく働いていたのには

感心しましたし救われました。

その患者さんも無事に過ごせることを願っています。

立川に講演会に行ってきました。といってもワタシが講演を

するんではなく、ただ、聞いてきただけです。

ところで、立川ってものすごい栄えているんですね。

立川のことをよく知っている人にはとても失礼なんですが、

びっくりしました。

以前、駅伝大会で昭和公園に行きましたが、昼間と違って

夜は夜でものすごい人でした。新宿並み、とはいきませんが、

調布や府中とは比べ物になりません。

話は戻って講演会ですが、ほとんど薬の宣伝。こちらも

専門医の継続のために出席が義務なので行っただけですけども。

一応、演者は都会の大学病院の教授。それでも講演の

あとの質問はゼロ。

しーーーん、と気まずい雰囲気。

座長が近隣の大学の教授だったもので、助けてあげようと思い、

つまらない質問をしてみました。

あまり考えずに手を挙げたもので、ほんとにつまらない質問に

なってしまい、

演者に、苦笑されながら質問に答えてもらいました。。。

うーーん、助けてあげるはずがとんだ赤っ恥。

こういうの、難しいですね。。

梅雨明けなのに結構雨が降ってて、ようやく今日は

いかにも夏な感じになりました。

クーラーの中にずっといて、それなりに夏を感じています。

一時のお産難民とか、産科救急のたらい回しとかの報道が

収まってしまって、テレビなんかで産婦人科のことが取り上げ

られることがほとんどなくなってきました。

これがフツーなんですけどね。。

かといって、産婦人科医は別に増えたわけでもなく、その傾向が

見えるわけでもなく、現場は変わりません。

でも、ちょっと違和感があるのは、産科が潰れるのはどうも

他に原因があるんではないかと思うのです。

もちろん医師が少なくなって派遣できなくなって困るところも

あるんですが、出産の数が減って、採算割れをするからと

いうところも多いのです。

お産を扱う場合、24時間対応なので病院では最低でも3人

くらい医師がいないと成り立ちません。そうすると出産の数が

ある程度ないと赤字になってしまうのです。

今はベビーブームのころと比べると、出産の数は6割くらいに

なってますから、以前と同じだけの医師の数が確保できない

のです、経済的に。

もともと規模の大きかったところは少し縮小すればいいですが

小さくやっていたところはそういうわけにはいきません。

というわけで地域によっては、出産を奪い合うような現象も

起きています。開業医で扱うようなローリスクの出産でも

大病院ではその収入源として期待されています。

それは患者さんだけでなく、助産師もその奪い合いの対象に

なっています。

院内助産院なんてときどきメディアに出ていて、本来効率の

悪いことはなはだしいのですが、助産師には安心して力を

奮えるので魅力的な施設なのです。

患者集め、助産師集めのための院内助産院設立などを

総合病院、ましてや大学病院なんかでやるわけです。

そうしないと経営が成り立たない、ということが大本の

原因なんですが。。。

ワタシも今年の学会で、産婦人科医減少を食い止める

ために、なんていうシンポジウムもやりましたが、こんな

話を聞くとどこで本当に困っているのかよくわからなく

なってしまいます。

現場はそれなりに忙しいんですけどね。。

吉祥寺の不妊専門クリニックの先生と交流をしてきました。

場所は「てってい」

http://r.gnavi.co.jp/b459200/

外観は気になっていましたが、入ったのは初めて。

なかなかおしゃれにできていましたが、価格的にはファミリー向け。

味もおいしかったです。

って牛角でも大満足の私に言われても。。

不妊と産科はうまくすみ分けができているので協力関係が大事。

ということでいろいろお話をしてきました。

やっぱり開業医の先輩。

患者さんとの関係、近隣医療機関との関係についてタメになる

お話を聞かせていただきました。

病院勤務医は世間知らずでも構いませんが、やっぱり開業医は

そこらへんが重要。しっかり勉強、実践です！

というわけで今日の外来はニンニク臭を消すため、アロマが必要

以上に焚かれ、缶コーヒーの臭いと相まってなんともすみません。。。

うちはKLCですが、KLCならぬKBCに行ってきました。

KBCはKick Back Cafe＠仙川です。

ちょっとぶれまくってますけど、じゃんけんマンのあたり

です。

日曜日の夜でSunday Night Service　で遊びあり

歌あり、バンドありで楽しみました。

戦隊のヒーローが出てきたのに、うちの子供が泣き

まくって落ち着かなかったのが残念でした。。。

オーナーは牧師だそうですが、ぜんぜん牧師っぽく

なく（失礼）、他人をいじりまくってました。

それにしても全く知らない世界がこんな近くにあって

異様な盛り上がりを見せていたのでオドロキ。。。

新鮮な楽しみが味わえて、一応、連休らしく過ごせました。

昨日、さいたまからうちのクリニックを見に来て

くれました。

なんでも病院を建てなおすので、ちょっと見学、

ということでした。

もう何代も続いた産婦人科のようで、10人くらいで

見に来られました。

なんと、乗ってきたのは観光バス！しかも結構大型。

ちなみに写真はイメージです。。。

本当はクリニック経営について、こちらが聞きたい事ばかり。なんだか

面映ゆい感じでした。

いよいよ真夏がやってきました。

とてもキライな季節です。

暑いのは苦手。夏のいい点は、ジョギングすると

すぐに大汗をかいてやせることくらい。

ところで最近、会合をキャンセルしてばかり。

すごく忙しい、というわけではありませんが、クリニックに

いないといけないタイミングと会合がよく重なるので、

なかなか行けません。

こちらの都合はその日にならないとわからないし、という

わけでドタキャンばかりしてます。

友達なくしそう。。。

それに加え、研究会などに出ないと産婦人科の専門医

資格が更新できないので、それも恐ろしい。。。

早く待機の医師を雇えるようにならないと、ですね。

開院以来初の帝王切開があったり、ふつうのお産も重なって

ちょっとした賑わいでした。

久しぶりの手術でまたもや肩のあたりが筋肉痛。

やっている間は、

「よしよし、衰えていない。どころか進歩すらしてるかも」

などと調子に乗っていましたが、体は正直です。。。

今日は左腕が上がりません。。

そうそう、手術ってある程度やりこんで、そのあと少し

間をあけたほうがよく頭で考えるようになって進歩する

んです。

ずーっとやり込んでいると、マンネリになってきて工夫を

するのをさぼったりするので。

それはともかく、、

最近、ちょこちょこ患者さんの紹介をいただきます。

その中で医局の先輩から紹介がありました。

紹介状の隅に励ましの言葉が書いてあって、読みながら

思わずうるっとなって、患者さんの前で変なテンションに

なってしまいました。

人のつながりは本当にありがたいものです。

紹介なんてもらうととくに支えられていると感じます。

こちらも早く他の人を支えられるようになるべく、ますます

精進したい、って気になりました。

本当に感謝です。

先日、友人の出産祝いをしました。

新宿まで出かけて行って、ちょっとだけ飲んできました。

こうして開業していると、ちょっとしたチキンレースが楽しめ

ます。

どこまで出かけて大丈夫か、曜日、時間帯、お酒は入って

大丈夫か、などなど。悪い仲間の甘い言葉をいかにシャット

アウトするかが問題。

いまのところ、明大前、新宿、西は国分寺だと20時くらいの

時間帯でも30分くらいで帰れることが判明。

タクシーで飛ばすので、事故でもあって渋滞になったらアウト。

金曜、土曜は危険なんですが。。。

でもこれも9月まで。10月以降はしばらくそんなことはできそうに

ないので存分に楽しんでいます。

もちろん、酩酊はしないのでご心配なく。。