レディースクリニック

 

今日もゲリラ豪雨。そのあと外出しましたが、5分で汗だくに

なりました。まだまだ残暑はきびしそうです。

 

ところで、分娩を扱うクリニックの名前にはいろいろあります。

「産婦人科」

「医院」

「レディースクリニック」

「マタニティクリニック」

「ウィメンズクリニック」

「クリニック」

などです。

そのうち、私がレディースクリニックを選んだのは、語呂がいいから

ではありません。一応、私のクリニックへの気持ちを込めています。

 

というのも、ギョーカイ的には、レディースクリニックというと駅ビルの

中にあるような検診だけのクリニックとか、不妊治療のクリニックが

多く、分娩を扱うクリニックには比較的珍しいのです。

 

分娩を扱うとすると、「産婦人科」か「マタニティクリニック」になるで

しょうか。「医院」、「クリニック」、では一見何科の診療所なのか

わかりません。

 

金子産婦人科、ではちょっと田舎くさい(どこかにあったらゴメンナサイ)

し、マタニティクリニックではマタニティでない人は入りにくい、

ということで、レディースクリニックとしました。

 

もちろん、分娩が診療のメインにはなるのですが、それだけをする

つもりはありません。月経の悩み、更年期の悩み、子宮がん・卵巣がん・

乳がんの検診、そういったもの全てで貢献したいと思っています。

 

より多くの女性に健康な生活を送ってほしい、という願いを込めて

いるのです。それには若い時だけでなく死ぬまでおつきあいしてほしい

と思っています。それが、トータルライフをサポートする、という

スローガンとなっています。

 

また、そうすることで産婦人科医としての知識、技術をフルに発揮できる

し、多くの局面が自分自身を成長させてくれると考えています。

 

 

バブル

 

錦織選手が負けてしまいました。

テニスを中学高校とやっていたので、たまに気になります。

もう何年もラケットすら握っていませんが、こういうホープが

出てくると勢いが出ていいですね。

 

ところで、最近地価が上がってきたというか、下げ止まった

というか、です。カンブリア宮殿ではバブルの時に似ている

とのこと、実際に倒産する不動産会社も出てきているようです。

 

バブルといえば、産婦人科の当直料もバブルなんです。

とても金額を公表できませんけど、場所を選べば週に1回、

夜だけ当直するだけでひと月は楽に暮らせます。

当直って言っても、しっかり寝られます。まったく寝られない

ということはほとんどなく、忙しい日でも4時間程度は寝られ

ます。

 

いくら産婦人科医が少ないといってもこんなバカなことが

続いていいわけありません。当直料だけが高い、しかも

自分の病院ではなく非常勤として行く病院でだけ高いの

です。ですので、平日自分の病院で一生懸命働いても、

土日に当直すれば1回で同じくらいの給料になってしまい

ます。

 

お金のために医者になった人はいないと思いますが、

こういう状況では当直だけで暮らすフリーターが増えて

しまってもしょうがないのかもしれません。

 

それから、二つの病院でお互いに相手の病院で当直

することで自分のところで当直するよりずっと多くの

報酬を得る、なんてことも起こっています。

 

絶対間違っているんです。われわれの中で自浄作用を

働かせないといけません。産婦人科医療が危機に瀕して

いるからこそ、きちんと襟を正していきたいものです。

ちょっとキレイごとにすぎますが、理想は理想で。

 

さて厚労大臣は、

 

福田総理大臣が辞任だそうです。

なんだか突然です。このタイミングの意味がよくわかりませんが、

普段から政治に興味を持っているわけではないので、別に意見

できるわけでもありません。

 

これでまた選挙があると盛り上がっちゃうかな、なんて思って

います。うちの選挙区は自民党の佐藤ゆかりさんが出るって

話ですし、野次馬的興味をそそります。

 

ところで、われわれ医療者にとって一番問題なのは厚生労働

大臣です。これが舛添さんから変わってしまわないかという

ことです。

 

舛添さんに変わったからなのか、大野病院事件とかが表に

出てきたせいか、医療を取り巻く環境が大きく変わっています。

なんとか医療崩壊を食い止めようとがんばってくれているよう

に見えますので、ぜひともこのまま続けてほしいのですが。。。

 

 

 

クリニック外観

外観.jpg

 

この絵、わがクリニックです。

これを一目見て気に入りました。

あとはどれだけ実物と絵のギャップが

あるかどうか、です。

この設計士さんには全幅の信頼を

おいています。

 

もともと人を信じやすいタイプで、でも信じて失敗したなぁ、と思うことはありません。

たぶん他人から見ると失敗していることもあるのかもしれませんが、自分で決めた

ことなので、納得してしまいます。

 

自分の場合、信用してくれればそれに応えようとがんばりますので、きっと多くの

人がそうなんではないかな、という楽観主義ですが。

 

でも、世田谷のある産婦人科では事務長が金庫を持ち逃げしたんですって。

うーー、こわっ。

うちの事務長は。。。大丈夫に決まってます。その理由はいずれ。

 

 

宣伝

 

ものすごい雨でした。その前にランニング終了、今日は

ついているようです。いや、昨日でした、もう終わった。。。

 

ところで最近クリニックの宣伝をどうするか考えています。

開業するからには赤字では困ってしまいますから、どうにか

みなさんに知ってもらって来てもらって、と思っています。

 

来てもらいさえすれば、多くの人に気に入ってもらえると

思っています、っていうか、そういうクリニックにならなければ

開業する意味がありません。

 

このブログとかホームページも宣伝の一環ですが、宣伝と

言えば折り込みチラシ。若い人は新聞をとっていないので

折り込みチラシを入れてもしょうがない、という話もあります。

ということで、いろんな方法を考え中。

 

ただ、折り込みチラシに代表されるような大々的なクリニック

の宣伝はオープン後は禁止なんですって。

確かにオープンのチラシは結構見ますけど、普通の宣伝は

あまり見たことないですよね。

 

医師会の紳士協定なんだそうです。よりよい医療を通して

のみ、患者さんを集めることができる、という趣旨なんでしょうか。

ちょっと驚きでした。

 

医師会の活動もまだよくわかっていませんが、どのような

距離感で付き合っていくのか難しそうです。

こんなこと書いてると怒られちゃうかも。。。

 

人間ドック

 

関中病院で思わぬ人に遭遇。

成城マタニティクリニックの渡場先生でした。

 

週1回外来に来ていただいているので珍しくはないの

ですが、いつもは水曜日。今日は金曜日で、しかも

検査着を羽織っていました。外来のミユキさんが発見。

 

げらげら笑いながら教えてくれました。

渡場先生、人気者です。

 

人間ドック受診とのこと。

「いやいやぁ、一応ね、一応」

と言っていましたが、来月開業に向けて病気で倒れる

わけにはいきません。

今さら病気がわかったところで後戻りもできないんです

けどね。でも、不安をなくして仕事に没頭できますもんね。

 

あと3週間で開業、ものすごい忙しいようです。

ちょうど私と半年違いなのでシュミレーションをしつつ

勉強させてもらっています。

 

なにしろ院長の代わりはいないのですから、健康に

気をつけつつがんばってほしいと応援しています。

 

もう0時

 

夜ごはんの後ひと眠りして、電話で起こされました。

病院からの連絡でしたが病院には行かずに電話だけ

で用件が済みました。

 

今は常勤医師が二人だけなので基本的には病院に

泊まらず自宅待機にしています。それでも月の半分は

待機ですので遠くに出掛けられません。

 

拘束されること自体はなんでもないんですが、実は

あまり呼ばれることがありません。これが逆につらい

っていうか、面倒です。

仕事があって呼ばれれば自宅待機も意味があるんで

すが、呼ばれないと何のために待っているのか、

アルコールを我慢しているのか(我慢しないときも

ありますけど、、、)、なんて思ってしまいます。

 

できることは携帯持ってジョギングに行くくらい、

それも今日は豪雨で気分が重いのです。こんな時間

だし。。
でも今年も11月の駅伝に出たいし。。

 

と考えている間にパソコンの前で1時間経過してしまい

ました。

 

 

水曜はのびのびと

 

今日水曜日は昭和病院で外来と手術の日です。

毎回手術に入るわけではありませんが、外来のお手伝いの

ご褒美(?)にときどき入れてもらっています。

 

昭和病院に行くのは遠いし給料は安いし、、、なんですが、

それでもやめられません。

 

まず、以前に働いていたので引き続き見ている患者さんが

いること、開業後も比較的近いので連携をとる必要があること、

それになんといっても働く環境が抜群です。

 

それは看護婦さんが異常に親切なのと、産婦人科以外の医師

もとてもフレンドリーなのです。

小児科、外科、麻酔科の医師たちと会えば、「ひさしぶり!」と

声をかけてくれますし、外来では診察のみに専念できるように

看護婦さんが患者さんの呼び込み、カルテの整理、コストの管理

をすべて先回りしてやってくれます。

こっちがやろうもんなら、いいから、と奪い取られます。

別にそんなに忙しくないんですが、、、

と思いますがとにかくみんなの士気が高いのが気に入ってます。

 

それでも今年は○○億円の赤字だとか。。。

うーーん、病院経営は難しそう。

 

あ、そうそう関中病院も快適ですよ、念のため。

責任がより強いのでそこまでのびのびできないだけで。

 

夜は”レッドカーペット”で締め、今日も良かったです。 

 

仕事の中身(予定)

 

仕事の内容についてコメントいただいたので、

本文で説明してしまいます。

 

「看護師さんは産婦人科クリニックで何をするか」

ですけれども、基本的には分娩介助以外なんでも

します。

以前は内診もしていましたが、やっぱりいまはNG

でしょう。ベテランの人なんか結構うまいですけども。

回旋までわかったりして。

 

本題の仕事内容ですが、

外来部門

 診察の介助

 血液検査・点滴

 検査などの説明

入院部門

 新生児の観察

 褥婦(産んだ後のお母さん)さんの観察、看護

 帝王切開、流産手術の介助

そのほか

 カルテや物品の管理など

です。

 

クリニックですので本来の看護業務以外のことも

どうしても出てきてしまうと思われますが、あまり

負担にならないようにする予定です。

 

こんな感じと思ってます。またご質問があれば

お願いします。

 

ノイズテレビ

 

テレビが異様なほどつまりません。

そして映りが異様なほど悪いのです、うちは。

 

4月から病院の職員宿舎に入っていて、病院が近いのと

広くて安いのがとてもいいのですが、ちょっと古くて水まわり

が汚いのとテレビ映りが悪いのがテレビ好きの私にはあり

えない感じです。もう30分も見ていると目が痛くなります。

 

そこでこのオリンピックシーズンをどうやって乗り切ったか、

それはBS。BSばかりで見ていたのでマニアックな競技を

見ていてメジャー競技の名シーンを見逃すことも。。。

 

そんな中、フレッツ光の回線を利用した地デジ受信ができる

という情報を仕入れました。

今日、その問いあわせをすると、、、

「お客様のマンションでは回線を利用できません」

「・・・・」

テレビはもう諦めます。

 

早くクリニックが完成していい映りのテレビが見たいものです。