三大院長そろい踏み?

先日、卒業した大学の陸上部の大会に行ってきました。
日ごろのランニングマシンの成果を発揮するべく5000メートルに参加。
19分52秒でした。
目標の20分を切ることができたので最近テンションあがってます。
まずは何より参加できたことが奇跡的。
世田谷の砧の陸上競技場に行ったのですが、ただの日曜日。
お産があったらすぐに帰る態勢を整えつつ、出走。
開院して以来の4年越しの希望がかないました。
今までは行こうと思いつつもお産があって行けませんでした。
久しぶりに行ってみると、そこになにか見覚えのある顔の
おじさんが。
だれだったかなー?と思いつつ、部長先生とお話ししていたので
「平成13年卒の金子ですっ!」
と一応運動部らしく挨拶すると
「松井です」
松井先生??
な、なんと成育医療センターの院長ではないですか。
どうりで見覚えのある顔でした。。
ワタシ「調布でお産やってます」
松井院長「困ったら何でも送ってください」
ですって。ホントかなぁ??
でもつながりがあるってことは大事ですね。
さらに陸上部の部長先生は東大病院の院長。
金子レディースクリニックの院長のワタシを合わせて
2大院長プラスワンがそろった瞬間でした!!
陸上部の大会への参加なんて誰に強制されている
わけでもないのに忙しい人ほどいろんなところに顔を
出せるんですね。
勉強になりました。

助産師看護師外来

今度の17日から助産師看護師外来がはじまります。
世の中的にはいろんなところでありますが、ウチにとっては
新しい試みでどうなるか、楽しみ半分、不安半分です。
楽しみは、普段のスピード診療(スミマセン。。)では十分に
皆様のお話を聞けませんが、助産師看護師が時間をとる
ことでたまったものを吐き出せて、より満足感が高まることを
期待しています。
また、外来の時点で助産師看護師とお話ししておくことで
入院した時に
「はじめまして」
ではなくなるので、慣れるまでの時間が短くて済むかな、
とも期待しています。
不安は、やはり初めてのことなので、システム的に機能
するかどうか、です。
時間が長引いてしまってお待たせするのではないか、とか
予約がうまくとれないのではないか、とかです。
ウチの特徴は「助産師」外来ではなく「助産師看護師」外来
というところです。
助産師が足りない、というなかれ(笑)
ウチの看護師は産科経験が恐ろしく長い(笑x2)ものばかりなので
安心してお話しください。
うまく機能し始めた時、きっといまよりずっとよいケアが提供できると
思います。よろしくお願いします。

痩せたんですが、、

最近痩せてきました。
久しぶりにお会いした方なんかは
「痩せましたねー」
なんて言ってくれます。
お腹の贅肉が薄くなって腹筋が少しずつ見えて
きたのは嬉しいんですが、なかなかランニングの
速度が上がらないのがイマ一つ。。。
痩せるために痩せた、というより、速く走るために
痩せたのですが、痩せるだけではダメですね、
やっぱりしっかり追い込んで走らないと。。
それはそれでいいのですが、問題はもう一つ。
痩せたので今までのズボンがゆるくなってしまい、
ベルトを買ってもらいました。
ここのところずっとベルトをしていなかったので、
5年ぶりくらいのベルト生活。
久しぶりだとものすごくめんどくさいんですね、これ。
ワタシはよくトイレに行くのですが、トイレでベルトを
締める、という動作が一つ増えたために、必要な
動作を一つ忘れるようになりました。
それは、、、
チャックをあげる!!
ということで、最近かなり頻繁にトイレ後、チャックが
開いたまま。。。
誰にも指摘されていませんが、きっと気付いているんだ
ろうなぁ。。。
そりゃ、言えないですよね。。
DHA飲んでいるんですけどね。。

学会デビュー

ついに、わがクリニックも学会デビューを果たしました!
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発表学会は、母乳哺育学会。
普段の母乳育児支援への取り組みを発表してきました。
発表者はクリニックのホープ、助産師 平松。
けっこう医師の参加が多い中、堂々と発表、わかりやすく
とてもいい発表でした。
「言葉の使い方が違うんですよね。。。」
というキビシイ指摘もありました。。ワタシが間違っていた
のでした。申し訳ない。。。
学会発表はワタシの悲願でもありました。
というのも、東大という一番アカデミックであるべき場所で
勉強、研修をしてきたのに、研究活動はまったくしてきませんでした。
「研究なんか一生懸命やったって、実際には医者として
使えねーじゃねーか」
なんて生意気だったんですねぇ。。。
そんでもって自分は第一線でバリバリやるぜ、なんて言って
大学病院ではなく市中病院での勤務ばかり希望して、挙句
開業したものの、やっぱり勉強は大切ですよね、って
開業してからあらためて思い始めている次第です。
これからは勉強も日常診療も両立で頑張っていきます!!!
次の発表は、、、うーーーん、題材は山ほどあるんですが。。

反原発の運動

突然のテーマですが、気になったこと。
原発再稼働に反対して、反原発運動を盛んにやられて
いる方たちがいます。
ワタシは原発推進でも反原発でもないんですけど
(ちょっとズルイですか。。)
計画停電の時のお産とかベビーの管理を思い出すと
節電できない、って感じです。
病院だけ電気使っていいっていうのもおかしな感じが
するわけで。。またこれは後日。
本題に戻って原発が危険なのもわかるんですが、
反原発運動にはどうしても違和感を感じていたのです。
その違和感の正体がようやく判明。
この間ニュースで反原発運動のメンバーと菅前総理とか
国会議員が面会をしていましたが、そのときの格好!!
ちゃんとした部屋でイスに座って面会をしていたのですが、
国会議員はちゃんとスーツ、でも反原発運動メンバーは
Tシャツにキャップをかぶったままとか。。。
これじゃ与太者ってかんじで。。
なんか他人に難癖つけている反社会勢力とあまりかわり
ないんじゃないかと思いました。
これじゃ、主張は正しくてもあまり理解は得られないだろうと
思いました。損してますよね、ちゃんとしたかっこをすれば
いいんだから。
外見、大事!
ワタシもユニクロ信奉者ですから気をつけないと。。

最強USB?

USBメモリにお腹からの超音波の映像を録画するサービスを
はじめてからだいぶ経ちました。はじめはうまく録画できない
ことも多く、ご迷惑をおかけしました。
最近でもたまにあるのですが。。。
理由は、、、
たぶんUSBが安物だから(スミマセン。。。)
ま、無料サービス(USBサービス導入前から値上げはしてません!)
なのでご容赦ください。
USBは値段が様々で、同じ4ギガでも2000円くらいするものから
こちらで使っている○○○円くらいものもまで、どこがどう性能が違う
のかよくわかりません。
そんな安物USBですが、このシリコンパワー製のUSB
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2度の洗濯乾燥を乗り越え、ファイルを保持!していました。
そのうち1回はこのフタがとれた状態。
それでもファイルが消えないなんて!!!
それより2回もポケットに入れたまま洗濯乾燥機にかけるなんて!!!
大事なファイルが入っていたのでほっとひといき。
さっそくもう1個にバックアップとりました。
皆様の大事な情報もありますので。

DHA

最近、DHAを食べています、っていうか飲んでいます。

当院にも妊婦さん向け、授乳婦さん向けのDHAを置いてありますが、
どれくらい効果があるかは未知数。
ということで自分で試してみることにしました。
DHA ドコサヘキサエン酸
脂肪分のバランスをとって血液の流れをよくする
頭の良くなる油
ボケ防止にはいいようですが、果たしでどこまで効果が出ますか。。。
最近、人の名前がなかなか出てこなくなりました。
のど元まで来ているのにっ、、
ということがふえているので、少し改善されれば、ですね。

1164人目で、、、

とうとうこの日がやってきました。
といってもそんな大それたことではないのですが、
赤ちゃんの性別をはずしました。。。
開院以来、性別がなんかわかりづらくて結局よくわからない、
なんていうことはありましたが、はっきりとはずしたことは
ありませんでした。
それがつい先日、、、
出産人数にして1164人目、女の子のはずが、おちんちんが
見事についていました。
助産師の
「元気な男の子ですね!」
のあとに流れたビミョーな空気。。。
「えっ?あれっ?男の子?
いやいや、でもよかったよ・・・」
ご主人さんは上の子が女の子だったせいもあってすぐに
喜んでくれましたが、気を遣ってくれたのかもしれません。
感謝感謝。
いままでは
「ワタシ外したことありませんから」
なんて言っていましたが、これからは謙虚に
「たぶん大丈夫だと思います」
ってくらいにしておきます。

看護学生の実習

今年から看護学生の実習が始まります。
府中看護高等専修学校というところから1日1人くらい来て
ほとんど見学になってしまいますが、勉強していきます。
本来の業務に加えて教えることが増える分、少し手間がかかり
ますが、従来業務に少し余裕が出てきたので、受け入れることに
しました。
ワタシ個人としてもこういう教育はとても大事だと思っていて、
自分自身でも産婦人科を選んだのも、医師としての理想像を
作ったのも、そのモデルがいたからこそです。
それが真似をしたい人であったり反面教師になることも
ありましたが、現場の人間をみてそこから勉強していくことが
とてもたくさんあります。
なので、勤務医時代はいつも研修医の後見役をやっていました。
こちらに来る学生が、うちのクリニックを見てどう感じるかは
わかりませんが、ひとつのモデルとして印象に残ってくれたら
と思っています。
学生にかかりきりになって患者さんたちへのかかわりが薄くなる
なんてことは、ぜーったいありませんので、ご理解ご協力のほど、
お願い申し上げます。

後医は名医

今日は誤解を招きかねない話です、と最初に断っておきます。
後医は名医、っていいまして、あとから診た医者は前に診た
医者よりもずっと良く物事が見えて、診断が正確になることから
そういう風にいうのです。
開業して、後医じゃなくて、前医(って言葉があるのかどうか
知りませんが)になったらもう大変。
総合病院にいたころ、紹介してくる開業医の先生の診立てを
「なんだよー、こんなの見逃すかねぇ」
なんて言っていた(もちろん内々でですけど)自分を恥じています。
そうなんです、見逃します、普通に。
っていうと医療ミスみたいに聞こえますが、そうではありません。
念のため。
ちょっとしたことなんですけどね、それに気づけば余分な検査は
しなくて済んだのに、みたいなことです。
だから、医者は普通、どんなにひどくてもほかの医者の
診立てを批判はしません。明らかに間違っていても、自分は
その間違いを知った上で診るので、有利なのです。
もちろん間違いは間違いと伝えます。でもそれはミスではなく
正確な診断にたどり着くまでの過程に起こるもの、という
ことを伝えなければなりません。
産科医療補償制度っていうのがあって、お産で事故があった
ときに、これこれこういうミスがあったみたいに検証するんです。
それをなんと公表するっていうんですからひどいですね。
検証する人は後医ですから、なんでもわかっちゃう。
すごい低レベルの初歩的なミスとか、悪意があるとか、
そういうのはちゃんと公表して処罰しないとだめですけど、
その時ベストだと選択したものが、結果として悪かったから
といって公表されてしまっては、だれもお産をやる人がいなく
なっちゃいます。
というのも、どうやったって事故は起こるからです。
そういう前提で、こういう仕組みを作らないとだめですよね。
事故ゼロを前提で仕組みを作ろうとするからこういうシステム
になってしまう。
こうやってわれわれのやる気をそいで、若い人たちの希望を
奪って、産科医療のレベルが落ちて行くんでしょうね。
結局は国民全体の不幸になります。
これは決して大げさな話ではなくって、とくに開業医の仲間と
集まると必ずこういう話題になる。
やっぱり政治をやらないとだめなんですかね。。。
この話、ありきたりだかなとおもって
「後医は名医」でネット検索したら大量に同じようなブログが
でてきました、やはり(笑)
しかも産婦人科、多い(苦笑)