カンブリア宮殿

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今日、カンブリア宮殿で、聖隷浜松病院の院長先生が

出演していました。

 

名前だけしか知りませんでしたが、とても評判のいい病院だそうです。

テレビなので、本当のところはよくわかりませんが、忙しくてもみな

喜んで働いている、ということなので、いい病院なんでしょう。

 

どういう病院がいい病院なのか、患者さんから見る場合と医療者側から

見る場合と違っていることも多いと思います。でも、気分よく働いている

人が多ければ、患者さんにも優しくなるし結果的には患者さんにも

いい病院になると思っています。

 

医者にとっていい病院とは、給料とか勤務時間ではないんです。

ちょっと青臭いですが、医者にとって医療は自己実現ですから、

やりたい医療ができる、ということが重要です。

 

これは自分のやりたいことを患者さんに押し付けることでは

ありません。患者さんが中心です。その患者さんに必要と思われ、

かつ自分にできる技術はあるのに、病院の規模や設備の

問題でできないこと、これが辛いんです。

だから、それができないとなると、働いていてもむなしい、とか

せめて給料だけでも高く、なんて思ってしまうんではないでしょうか。

 

わがクリニックでも、当然病院でできたことができなくなります。

が、病院でできなかったことができるようになるメリットもたくさん

あります。

 

また、一緒に働いてくれるスタッフの方たちにはできるだけ制限を

しないで、 やりたいことが自由にできるような雰囲気を作っていきたいと

思っています。

このブログ記事について

このページは、金子英介が2008年5月12日 23:45に書いたブログ記事です。

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