最近はお産も少し増やしたせいで、お産が診療時間と重なって
診療をかなり手早くやることも増えてきました。

せかしてしまい、大変心苦しく思うわけですが、ずっと待たせる
よりは、、、なんて思ってなるべく急ぐようにしています。


先日、私自身も患者として「巻き」の診療を受けてきました。

調布駅前にある林クリニック、皮膚科。
ずっと以前から足の裏にイボがあって、たまに痛いこともあり
それほど気になるわけでもないのですが、お休みが取れそうな
ときに行っておこうという感じでいってみました。

到着時間は午前診療終わり間際の11時50分くらい。
その時点でなんと40人待ち。。

お二人の先生で診療していて、そのせいか、1時間と待たずに
診察となりました。

林先生、あっさりさっぱり。人気があるのもわかります。
そして早い。
こちらの言うことは全く聞かない(笑)

ニコニコ笑いながら、足を見た瞬間にいきなりハサミで硬い
部分をジョキジョキ。。

私は痛いのが異様に嫌いなので
「痛いんですか、痛いんですか??」
などとビビりながら気持ちは完全に引いていましたが

「そりゃ痛いんじゃない」

なんて言いながら、つぎつぎハサミで切って、そのあと
液体窒素でジュージュー焼いてしまいました。
たぶんその間、2分くらい。

結構痛かったんですが、ペースは完全に林先生。
あっという間に診療が終わりました。

林先生「ハイ、2週間後」

ワタシ「ジョギングしたいんですけど、走れますか?」

林先生「走りたかったら走ればいいんじゃない?」

ワタシ「そんなもんですか。。」

林先生「そんなもんよ」


足の裏だったので歩けるか心配でしたが、翌日までは
痛くて足を引きずっていましたが、2日目からはもう大丈夫。
走れました。


診療時間を短く、相手に話をさせずに(笑)、この満足感。

見習いたい(?)ものです。

先日、私の先輩がうちのクリニックで出産をしました。

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いつもお世話になっている先輩で、1人目もこちらで
産んでくれました。
3年ぶり2回目の出産。

私も気合が入ります。

今回は2人目ということもあって無痛。
年間200回以上無痛の処置をしていますから、無痛にも
それなりに自信はあります。


さて、いざお産当日。
まずは無痛の処置から。
ここがつまづきの始まり。。

針が一発で決まらない。。
2回目で何とか入ったものの、幸先悪っ。。

そして薬を通常通り流すものの、効果はいまひとつ。
効きのいい人悪い人いますから、量を増やせばなんとか
なる。

そこへ、、
お産が一気に進みだして、痛みもいきなりマックス!
当然、無痛は追いつきません。

「いたーっ!」
と言われながら、あわてて無痛の薬を注入注入。

少しは効きはじめたように見えたところでもうお産。

生まれた後によく無痛が効いてきました。。

ま、安産でしたけど。
気持ちが入りすぎるとよくないという、症例報告でした。。


先輩、おめでとうございます!&お疲れ様でした!


5月3日の土曜日、こちらの手違いによりヨガ教室ご参加の

方々に大変ご迷惑をおかけいたしました。

まことに申し訳ございませんでした。

今後、手違いのないように再度予定の確認をしてまいります。

また気持ちよくご参加いただけるようがんばっていきますので

よろしくお願いいたします。

4月1日でクリニックは丸5年になります。
5年たっても落ち着かないところはたくさんあって
もっともっと良くなれると思いながら、毎日を
過ごしています。

今年は「レジェンド」が流行語大賞になりそうですが、
長く続けるということはかなりのレベルを保たないと
だめですから、それはそれは大変だと思います。


クリニックもそうですが、いい時もあれば悪い時もあって
その中で (もういやだな) と思うことは当然あるわけです。

これが個人と違うところなんですが、ちょっと一休みという
ことができない。

休んだらいろんなところへの影響が大きすぎて休めない。
一方で、休んでしまったらリフレッシュどころか立ち直れない
かもしれないので、考える暇もなく働き続けたほうがよい
かもしれません。

たかだか5年ですが、100%の状態で続けていくことの
難しさを感じています。

自分だけではなくてスタッフや患者さんの動きもありますし、
すべてがそろうことはなかなかに難しい。

その中でいつも同じエネルギーを出し続けていけるのが
レジェンドなんだろうと思います。

企業のレジェンドであれば100年200年というところなんで
しょうけれど、あまりに現実味がないので、まずはまた
6年目も気力充実でいけることを目標にがんばります。

今後ともよろしくお願いいたします。

ソチオリンピック、盛り上がってきました。

やはりメダルが出始めると違いますね。

 

トップアスリートというのは若いころからいろんなプレッシャーを

受けているせいだろうと思いますが、同じ年代の普通の人と

比べるとだいぶ大人ですよね。

 

そのコメント力というのもその選手を応援したくなるかどうかの

大きな要因になってきます。

 

某女子選手が自らの実績を

「前人未到の・・・」とか「○○連覇を」とかいうのは、それは実績は

すごいんですが、自分で言ってしまうところが興ざめです。

 

一方でジャンプの葛西選手は

「支えてくれた家族にまず感謝したい」と言っていたのはとっても

好印象。

 

そこで、高梨沙羅ちゃん。

全く言葉が心に響いてきません。

関係者がみんな絶賛するのできっとものすごくいい子なんでしょう

けれど、そして世界のトップとしてワタシには計り知れない経験を

してきたのでしょうけれど、それでも違和感。。。

 

17歳が

「先輩方の努力のおかげで自分がこの舞台に立てる」

とか

「皆さんに感謝を表現するためにオリンピックに来た」

とか、ちょっとやりすぎ。

明らかに言わされてるって感じですかね。

 

17歳なんだから素直に

「一番になりたい」とか「実力を見せたい」とか

少しとがっていたほうが感情移入しやすいです。

なんたって17歳なんですから。

 

だからメダルが取れなかったなんてわけはありませんが、

あまり良い子ちゃんなのもこの先が心配です。

どっかで爆発するんじゃないかと。。

 

あくまでワタシ個人の物差しですから、ずっと上を行って

いるのかもしれませんけれども。。

 

どかない車

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先日救急車で妊婦さんを総合病院まで送りました。

 

やはり、うちみたいなクリニックではどうしても最後まで

見きれない患者さんもいて、そのたびに患者さんをはじめ

多方面にご迷惑をおかけして申し訳ない思いと、自分の

ところで完結できない悔しさを味わっています。

 

先日の話。。

救急車での搬送途中。

救急車ですから基本急いでいるわけです。

1秒を争うような事態ではなかったものの、それでも急いで

いるから救急車なんですが、意外に普通の車がどきません。

 

午前中だったので仕事をしている方もたくさんいらっしゃった

のでしょうけれど、救急車の前を堂々と走る車がけっこういて

びっくりしました。

 

ともすれば脇から抜いていきそうな勢いの車もあって(!)、

逆にビビりました。。。

 

夜なんかは結構どくんですけどねぇ。

 

救急車はホント、命かかってるんで、ご理解が広まれば、

と思いました。

 

もう11日ですけれども。

 

ことしもまた1年が始まりますね。

新しいことが始まる人も、今までの積み重ねが続く人もいると

思います。

 

クリニックは今度の4月で5年になり、今までの経験をさらに

今後に生かしていく、ということになります。

 

お産というのは本当に難しいもので、やればやるほどいろんな

経験、勉強をさせられます。運よくいい結果になることもあれば

幸運に恵まれず大変な思いをすることもあり、、

 

運のせいにしてはいけないですね。

いけないんですけれども、いくら考えても運のせいとしか考えら

れないような事態にも遭遇します。

 

ハッピーなことが圧倒的に多いですが、つらいことの衝撃が

強すぎて、産科医をやめていく人たちの気持ちもよーくわかります。

 

やっぱりメンタルが大事ですよね。

仕事はなんでもそうでしょうけれど、いや仕事以外だってそうかも

しれませんが、心を強く持っていればできることってぐっと広がる

んですよね、きっと。

 

サッカー、そんなに詳しくないですけど、イタリアに移籍した

本田圭祐って選手のメンタルの強さはすごく伝わりますよね。

まだ27なんですよね、すごい。

 

スポーツ選手はそういう意味では早熟にならざるをえないんで

しょうけど、あやかりたいです、ホント。

 

というわけで今年の目標はメンタル。

つねに平常心。

 

最近研修医の時に言われた言葉を良く思い出します。

「所詮医者のできることは限られているんだから、少なくとも

毎日笑顔だけは患者さんに届けなさい。

忙しいからと言って疲れた顔を見せるんじゃない。」

 

それを言ってくれた人はまだそのとき5年目くらいの先輩

だったんですよね。そのときは、ふーんと思っていただけ

でしたが、年数がたつにつれ大事さが身にしみます。

 

というわけで(どういうわけ?)ことしもよろしくお願いします。

 

奇遇

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今日は休診にしまして(スミマセン。。)、体のケアに行ってきました。

 

朝は8時半から健康診断。

リニューアルした東山病院にお世話になりました。

 

バリウム検査、ワタシ初めてでしたが、みながつらいつらいと言っている

意味がよくわかりました。

学生時代のビール一気を思わせる急かせっぷり!

もう飲むことだけに一生懸命になっちゃって、出てきて鏡を見たらなんと

口の周りが真っ白。。バリウムつきすぎ。。。

 

だから出てすぐ鏡があるんですね。見て驚きましたわ。。

でもできればレントゲンの室内に置いてほしいですけど。。

みんなお互い様ではあるけれど、、検査が終わってよろよろと出てきたら

口の周り真っ白じゃ、悲惨さが倍増しますね。

 

 

午後は歯医者さん。

いつもは三鷹通りの原歯科医院ですが、今日は銀座の歯医者さんへ。

実はワタシ歯の下の骨に異常があって来週手術するんです。

というわけで来週の木曜日も休診です。

スミマセン。。

 

それはともかく、手術前の健診にいざ銀座の歯医者さんへ。

手術前に感染予防のために歯石を取るということで、30分くらい

がりがりがりがり。。

 

ようやく終わって、

ふぁー、終わったー、っていうのと、その間奇跡的にお産がなかったという

安堵感で(もちろん代理の医師はいますが。。)待合室に戻って大きな

伸びをくれたところ、

 

「あら、先生!」

声の主はなんと、原歯科医院の原先生!!

そもそも原先生の紹介で銀座の歯医者に来たわけですが、原先生も

患者としてかかっているとのこと。

 

しかも、来週は隣の部屋で同じ時間に手術を受けることも判明。

お互いにがんばりましょう!

緊張するなぁ。。

 

今年は巨人、負けました。

 

ペナントもクライマックスシリーズもよかったのに。。

残念です。

 

日本シリーズ最終第7戦は8回までで見るのをやめてしまいました。

あまりに気分がいらいらして、これで負ける瞬間まで見たら機嫌が

戻せないんじゃないかと。。

 

幸い(?)昨日の夜中はお産の入院がありませんでした。

気持ちが入らなくて失礼をするんじゃないかと心配でした。

 

今日はもうもどりましたから、大丈夫ですよ!

来年、来年!

 

つい先日、イクダンワークショップというものの勉強会をしました。

 

イクダン?幾段?って変換されますけど。。

育児をする男子ってことで、なんとなく語感はそんな感じですが、

イクメンとの違いは説明されましたがよくわかりませんでした。

 

本題、、

イクダンっていうと男の育児ということですが、このワークショップの

本質は男の育児参加を通して夫婦関係を考えるってところかな、

と感じました。

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父親の育児についてはそれこそ腐るほど情報はあるわけです。

 

もちろん育児についての悩みはあるけれども、さらに踏み込んで

夫婦関係、家族関係をメインに考えていくところが新しい。

 

左側にいるのが進行役の柳田正芳さん。

右側はワークショッププロデューサーの菅原順、働きモノです。

 

はじめにホームページを見たときには正体不明の感じでしたが、

話してみると面白い!

若者向けに相談室みたいなものをやっているそうですが、なかなか

夫婦関係、家族関係にも造詣が深いのです。

 

後で見返してみたら、なんと私よりだーいぶ年下!

なぜ30歳でコンサルタントができるのか??不思議です。

 

本来は2時間のものをわずか30分にまとめてもらったのですが、

私自身にもびんびん響きました。

いくつかの産科施設でこのワークショップをやっているんだそうで

うちでもやりたいな、と思っています。

 

問題は時間と場所。。

クラスが埋まりすぎてできない。。