ここのところ、こんな話ばっかりです。
産科医療再編成に向けて、ほぼ連日いろんな
ところで会合が開かれています。
今日は、世田谷、目黒、渋谷地域の連携についての会がありました。
この地域の無床診療所ってものすごい数あるんですね。ひと地域
20個以上はあるんじゃないでしょうか。人口もとんでもないから、
それでもどこもそれなりに忙しいそうです。
調布は市内に全部合わせても10個以内、分娩取扱いはごく少数も
含めても3つ程度です。
ちょっと状況は違いますが、方針としては大体固まってきているようです。
各病院、診療所で見ている妊婦さんが診療時間外に受診したい場合、
当番を決めておく、ということだそうです。まずそこで判断して、必要なら
病院に搬送するという手続きをとるそうです。
そうすると月に2回程度当番をこなせばいい、ということだそうです。
で、そのために共通のカルテを作って妊婦さんに持っていてもらう
ようにするそうです。
でも、産婦人科って文字通り産科も婦人科もあるから、当番から
はずれても完全に拘束されない、ということではないですよね。
婦人科の患者さんに対しては当番制はとらないわけですから。
多少なりとも負担が減れば、というところからのスタートでしょうか。
ここに至っては、まずはスタートすることが大事、ですね。やって
みないといい点悪い点、わかりませんもんね。
早ければ来年にはスタートしたい、ということです。
「産科医療崩壊の」解決への一歩になることを願って。。。