福島県の病院で産婦人科医が逮捕された事件の判決が
出ました。
きっと、医療に携わる人のブログの大半はこの話題かとも
思われます。変わり映えしない内容ですみませんが、一応
ひとこと。
この事件も含めて医療裁判の多くは、患者さんの立場と
医療側の立場が違う、という前提が理解されていないこと
だと感じています。裁判だけでなく、日常のトラブルや
それに起因する医療不信なんかもほとんどそうでしょう。
とくに今回の事件は、もちろん結果を見ればとても残念ですし、
遺族にとってみればやりきれないものです。しかし、その
やりきれなさ、怒りが医療側に向かっては医療をやるものに
とっては辛いことです。
あまり詳しくは書けませんが、医療は100%ではないのです。
100%でなければ困るのですが、それを要求したらみな医師を
やめるしかありません。
今回の件で第三者機関を作って真相究明を図る、という動きが
加速されるようです。それはとてもいいことですし期待しています。
それと同時に私を含め、第一線で患者さんと向き合うものには
もっともっとコミュニケーションの能力を磨く必要があると感じて
います。
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