日本では世界の先進国と比べると検診の受診率が低いことが
知られています。
先日の新聞には"子宮頚がん"という言葉を知っているかどうか
という日本とアメリカとオーストラリアの比較が載っていました。
子宮がんといっても、子宮頚がんと子宮体がんがあって、とくに
子宮頚がんは検診も正確で簡単、早期に見つかることも多く
治る病気です。
アメリカとオーストラリアではほとんど全員がこれを理解し、検診の
受診率は60%程度。日本では60%くらいの人が理解をし、検診の
受診率は10%未満。
日本が圧倒的に低いのですが、アメリカやオーストラリアだって
理解しているっていっても検診に行くのは半分強なわけです。
やはり婦人科は受診しづらいというのは世界共通。
なかなか、行きづらいですよね。。。
乳がんなんかは、かかる人が多いせいもあって結構検診を受ける
ことがポピュラーになってきています。ピンクリボンとかいってちょっと
おしゃれな感じも出しつつ上手にキャンペーンをしています。
子宮、卵巣もがんばれ。
ところで、よく検診に来てくれる人からの一番困る質問。
「検診って、いつまで来たらいいんですか?
もうだいぶ通ってますけど、いつも平気なんですが」
健康な人にするのが検診なんです。病院に来るのが面倒なのは
わかりますけど、検診とはそういうもので。。
いつまでも検診を受けてください。
といいつつ私は定期健康診断さえさぼろうと予定を入れたりして。
がん検診に限らず地域への医療に関する啓蒙活動は、私の目標の
ひとつで、みんなが自分の体の手入れができるようにいろんな情報を
伝えていければいいなと思っています。
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