ジャイアンツの優勝で興奮冷めやらぬ中
ですが、そのことを書くとウザくなりすぎる
ので、別の話題で。
最近読んだ本で面白かった本。
この"16歳の教科書"。
人気の塾講師たちが何のために勉強する
のか、わかりやすく書いてあります。
本当に自分のために勉強し始めたのは働いてからですが、この
勉強は全く実用的なものばかり。医師として想定しうるあらゆる場面
にすぐに対応するためには日々の勉強は欠かせません。
実際の患者さんに出会えば忘れることはないのですが、念のためで
覚えたことはすぐに忘れてしまうので何度同じところを読んでもだめ。
まあ、それはいいのですが、この本は高校生向けになぜ実用的で
ない勉強をしなければならないのか、という内容です。
ワタシは大学受験で1年間浪人生活を送りましたが、その1年で
考えたこと、実感したことがまさにわかりやすく書いてありました。
数学は論理を身につけるため、国語は表現力を身につけるため、
そしてすべての勉強が将来の基礎になること、それらは勉強して
テストの点が良くなると同時にさらに実感していったことでした。
そして、大学受験とは自分の能力だけでできる特別な感動体験
である、という一文には懐かしくこみ上げる思いがありました。
ただのテストなので単純といえば単純な競争なのですが。。。
16歳の教科書、大人が読んでも面白い、と帯の文にありますが
面白いどころかよくよく勉強になりました。
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