あわや、、

 

先日のこと。

前のお産が帝王切開で、今回はどうしても普通に

産んでみたいという方がいて、そのお産のときの

ことです。

 

こういうのを

VBAC (Vaginal Birth After Ceaserian section)

ブイバックって言うんですが、最近はあまりはやらない

ようで、予定の帝王切開にするところがほとんどです。

 

一般に子宮破裂の確率っていうのは1%と言われて

います。で、それをどこら辺で見極めるのかが問われる

わけです。

 

うちではいつでも帝王切開できるように、あらかじめ麻酔

のチューブを入れておき、器械も準備してありますが、

この判断がちょっとでも遅れたら文字通り命取り。

 

わが恩師のポリシーもあり、このVBACには随分と

立ち会いましたが、幸か不幸かいまだに目の前で

子宮が破裂したのを見たことがありません。。

 

話は戻ってそのお産のさなか、子宮口はかなり広がって

いましたが、ちょっと陣痛が間延びしてきたので、破水を

するようにしました。その約10分後、

 

「ぎゃーーーっ!!」

 

痛みで悲鳴が上がりました。動いているせいか児心音も

拾えません。

 

(ついに破裂が来た!?!?)

とそわそわしたところ、普通の顔に逆戻り、ただの陣痛でした。。。

破水したせいで痛みが強まっただけのよう。

 

あとはウソのように順調に進んでご安産。

めでたしめでたし、でした。

が、そのかげで、ワタシのワキ汗はびっしょり。。

 

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コメント(2)

こんにちは。
これってたぶん私のこと?でしょうかww

先日は本当にお世話になりました。
退院の時に助産師さんから
「実は出産のとき、院長はじめみんなヒヤヒヤしていたのよ」
という話を初めて聞かされてびっくりしました。
みなさん、そのような風にはとても見えなかったし
私自身がVBACに対してまったく心配をしていなかったので
とても楽しいお産が出来ました。
どうもありがとうございました。


ねーさんさん、

ありがとうございます。

お産の際には、ひやひや、っていうのは最高に楽しいって意味ですよ!

すごく楽しかったですし、充実感がありましたよ。

子育てがんばってください!

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このページは、金子英介が2009年11月23日 11:12に書いたブログ記事です。

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