昨日、がんばって書いたブログが、ちょうど書き終えたところで
パソコンがフリーズし、パーになりました。。。
おかげで、というわけでもありませんが、あまりの疲労で夜中に
入院された方のお出迎えに行けず、すみませんでした。
開院以来欠かさなかったのに。。
ところで、もう一度書き起こしますと、
先日、東大から鉄門だよりという学内報が送られてきました。
なんでも東大総長賞という、優れた研究に与えられる賞が
あるんだそうで(存在すら知らなかったワタシ)、そこに医学部の
学生が選ばれた、という内容でした。
その研究内容が、3D画像の作成ということで、それだけだと
「で?」
みたいな感じなんですが、死体の3D画像の作成なんだそうです。
どこで使うかというと裁判員制度の裁判で使われたとのこと
でした。殺人事件でどんなふうに凶器が体の中に入って、どれが
致命傷で、、みたいなそんなのに役だったようです。
東大の研究ですから、一流専門雑誌に載るような研究が山ほど
あるなかで、この死体の3D画像の成果が大賞に選ばれたのです。
それが何で驚きかというと、東大といえば象牙の塔、実用的な
ものは格下に思われます。マニアックな研究をしてこそ、30年後に
はじめて役立ってこそなんぼ、みたいな世界ですから、そんな中
いかにも実用的な研究が評価されたということは、大学の姿勢が
大きく変わったんだなぁ、と本当に驚きました。
個人的には、超学問的なことは回避してきた身ですから、それが
当たり前だ、という思いと、これで東大らしさが消えていくような
寂しさとアンビバレントな感じです。
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