梨花が難産

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梨花が難産だったそうで。。

輸血に意識消失、、
聞くだけで想像して冷や汗が流れます。

きっと産婦人科医はこの話がもっと広まってくれ、と
思っているに違いありません。

100人のうち95人はきっとなんでもないお産なんでしょうけれど
ときどき困ったことがやってきます。

そのときにうまく対処できることもありますし、手に負えない時も
あります。でも患者さんはもとより、同業者ですら本当の意味で
共感できないことが多いのです。

言い訳をするわけではありませんが、って言い訳ですけれども、
こちらでも難産はたまにやってきます。

その時に備えてわれわれは常日頃から準備をしているわけですが
それでも100点満点の結果にはなりません。

なんとか合格60点はキープしたい、ほとんどのケースでその最低
ラインはキープするけれども、それでもわれわれは日々、落ち込んで、
反省して、立ち直って、また次のお産に向かっていくわけです。


別に誰かに責められたりしているわけではないんですよ。
むしろ自分が一番自分を責めているかもしれません。

独立してやるとこういう責任がやっぱり重いなぁ、、って思います。
喜びももちろんそれ以上あるんですけど、喜びはいっときで、
反省は一生、って感じですかねえ。。。


まあ、まだまだ逃げるもんかと思ってますから、その気持ちが
続く限りがんばります。


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このページは、金子英介が2011年11月21日 17:47に書いたブログ記事です。

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