昨日、無事に関中を退職してきました。

3年前と今回と2度にわたって勤務し、その変わりようにも

驚き、とくに今回はまた元に戻そうという努力も報われず、

結局後任が見つからず、より縮小の方向に向かっていくこと

になってしまいました。

 

何人も産婦人科医や助産師が見学に来たそうですが、

やはりみな勢いのあるところに行きたがるもの。崩れた所を

立て直そうという人は少ないようです。

 

そういうワタシも開業のことがなければ行かなかったかも

しれませんし、なかなか悪い循環に入ってしまうとそれを

よくするのは難しいようです。

 

解決策は見つからなかったものの、こういう状態を経験できた

ことはよかったと思っています。しかも、現場はみんな明るくて

頑張っていこう、という気持で一つになれたし毎日は楽しかった

のです。

 

そういえば、これで世田谷区で婦人科のがんを扱う病院がなく

なってしまいました。ちょこちょこやっているかもしれませんが、

おおっぴらにやっているところはないので、目黒区の東京医療

センターと狛江市の慈恵第三にすべてお願いしてきました。

 

産科医療の陰に隠れて、婦人科も結構ひどい状態です。

区は知っているんでしょうか、知らないのかなぁ。。。

 

「じゃあ、お前が続けろよ」

って言われそうですね、開業に向かってのブログなのでその

へんはご勘弁。

 

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コメント(2)

私は世田谷区に住んでいるのですが、がんが扱う病院がなくなってしまったのですね。困ります。

もしがんになったらどうしたらいいのでしょうか?
今のところは大丈夫のですが、今後心配です。
先生のところではがんの対応する予定はないのでしょうか?

ゴンさん、

すみません、がんの対応は検診やフォローのみで、新規では考えておりません。それには設備や人手を大幅に増やさないといけません。

世田谷近辺では、狛江の慈恵第三、駒沢の東京医療センターがとてもよいです。どちらも世田谷区外ですが、隣接していますし、とてもいい先生がいるので、私も安心して紹介しました。

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このページは、金子英介が2009年3月 1日 05:28に書いたブログ記事です。

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