先日、またもや頚管無力症がありました。
頚管無力症とは、妊娠した時、子宮の出口が弱くて
自然に開いてしまうものです。そのときほとんど陣痛
らしきものはなく、本当に自然に開いてしまうため、
切迫早産とは区別されます。
だいたい、妊娠5か月目から7カ月目くらいまでに起こり
ます。
開院してから3件目で、初回はそのまま生まれてしまい、
2回目は緊急手術で事なきを得、今回は近くのKR大学に
転院となりました。
今までの印象からすると多いなあと思います。
そのかわり、なんと子宮外妊娠がひとつもないのです。
これが頚管無力症が多いこと以上にフシギ。
子宮外妊娠は妊娠の1%程度は起こるはずで、いままで
うちにかかった妊婦さんは400人以上はいるんですが、
そのうちただの一人もいないんです。
まったくフシギです。ずっとなければいいんですが。。。
コメントする