先週金曜日に、国会議員の野田さんの特集をやって
いました。
以前にも妊娠中のときだったか、この話題について
書きましたが、相変わらず、違和感がぬぐえません。
状況を知らない方にあらすじを説明。
野田聖子議員 49歳
子どもがどうしても欲しいけれど、不妊。
そのことに気付いたのは40歳の時。
不妊治療を繰り返すも妊娠せず。
里子をもらおうとするが、ご自身の年齢や入籍していない
という状況のため、実現せず。
アメリカ人の卵子と事実婚のパートナーの精子で受精した
受精卵を野田さんの子宮内に戻して妊娠。(卵子提供)
日本では卵子提供はほとんど行われていない。
妊娠中に、赤ちゃんの異常が発見され、帝王切開で出産。
その後、自分の子宮からの出血が止まらず子宮摘出。
赤ちゃんは、異常が多岐にわたるため6-7回の手術を
受けるが、順調とは言い難い状況。
仕事と育児というか看病というか、を両立させている、
というような内容でした。
野田さんの、どうしても子供が欲しい気持ちとか、よくがんばって
いる状況はよくわかりますが、まったく感情移入できません。
やはり、妊娠の状況があまりに人工的すぎるような気がします。
これは価値観の問題で、別に違法というわけではないのですが
日本であまりやられていないのは、この状況を異常と感じる人が
日本では多いからではないかと思います。
別にワタシの価値観を正当化しなくてもいいんですけど。。
野田さんの価値観に振り回されるパートナーとか、医療者とか
いちばんは赤ちゃんがとってもかわいそうだな、と感じちゃうわけ
です。
これも余計なお世話でしょうけれど。
まあそもそもが、お金を持っている限られた人しかできない
医療ですし。。赤ちゃんの手術も含めて全部自費ならまだ
わかりますけどね。
赤ちゃんの手術にどれだけの税金が使われているか、とか
ちゃんと放送しないとフェアじゃないと思うんです。
まあ、赤ちゃんには罪はないんですけれども。。
たとえば自殺未遂の人がうまく死ねなくて、治療にICUに
入ったりして何百万って税金を使ったら、そりゃ怒るでしょう?
そういう場合は保険適応はないのかな??
それと全く同じとは言いませんが、やらなくてもいいこと
やって他人のお金を使うわけですからね。
うーーん、今回も夢のない話でした。。。