今日は日本産婦人科学会の企画委員会がありました。
卒業後10年以内の若手医師を中心に今後の産婦人科
のあり方について、学会で企画を催すための委員会です。
産婦人科医は、減少の一途をたどっておりその歯止めと
なるべくいろんな企画が催されています。
現在は、医師数が減って、現役医師の負担が増え、
それに耐えかねてまたやめる、という悪循環に陥って
います。それに加え学生が新しく産婦人科を専攻しない
のです。
少子化が進む中、産婦人科に明るい未来がないと
感じるのか、産婦人科医の中で議論していても答えは
でません。なぜなら、産婦人科医は少なくとも魅力を
感じて産婦人科を専攻したのだから、魅力を感じない
のはなぜ?と言われても答えられません。
でもこのまま放置すると、必ず患者さんの不利益に
つながってしまいます。すでに首都圏以外では、
産婦人科診療を受けるために1時間も2時間もかけて
病院に通院している人がたくさんいます。
なんとかいい知恵を出したいと思っています。
このブログも、もし医学生が目を通して、少しでも
産婦人科医療っておもしろい、と思ってもらえれば
という気持ちも込めて書いています。
少しでも伝わって!!