腕が鳴る

 

新しいクリニックのせいか、ちょっと病院らしくない

外観のせいか、50代以上の方の来院はまだ少ない

のです。

 

前の病院はむしろ50代以上の方ばかりでしたので

ちょっとさみしい気分です。

 

40代までの方ですと、症状があってこられても手術に

なるようなものは稀。

不謹慎な物言いになりますが、継続して手術をして

いないと、ちょっとフラストレーションがたまります。

 

そんな折、先日見たことないほどにまで腫れあがった

バルトリン腺膿瘍の患者さんが来られました。

 

「うーん、これはオペ!」

 

薄皮をむくように皮膚と膿瘍の間を剥離していく快感。。。

膿を破裂させずにぼろっと小さなミカンほどの膿瘍が

取れた時の快感。。。

うまく剥離できたため、ほとんど出血しない快感。。。

 

もちろん、患者さんの苦痛を開放できたという快感が

いちばん大きいのですが。。

 

そうはいっても傷の痛みはまだ残っていたようで、、、

早く痛みが取れることを祈ってます。

 

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このページは、金子英介が2009年10月 9日 17:21に書いたブログ記事です。

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