日常: 2010年11月アーカイブ

パソコン崩壊

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ついにパソコンが壊れました。

ついに、っていっても2年くらいしか経っていないんですが、

ずいぶんひどい目にあったから仕方ないかもしれません。

 

モバイルなので持ち歩くたびにどこかにぶつけ、落とし、

こどもにめちゃくちゃにキーボードを押され、、、

おまけにメーカーはHP。

 

安いのとデザインがオシャレだったので買いましたが、

やっぱり壊れると直す気がおきません。

 

ただ、一番あせったのは作成中だった新しい妊婦健診ファイル。

ワードからだいぶグレードアップしてイラストレータで作って

いたのですが、その力作が消えた。。。

 

と思ったら、ハードディスクを移行できました。

これにかかっている時間たるや、、、合計で100時間以上

いっていると思います。業者に頼むと100万円はかかるって

いうんで、自力で頑張ってますがはたしてその出来は。。

 

今はママパパクラス用に買った新しいパソコンで快適に

作成継続中。今度は東芝だし。

 

靴下

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一部スタッフの間で、ワタシの靴下の趣味が悪いと評判です。

注意深い患者さんはお気づきかもしれません(笑)

 

しかーし、

一応断っておきますが、ワタシが店に行って買いに行った

ものではありません。

ワタシの靴下はユニクロがこの世に誕生した時から95%以上

ユニクロでした。残り5%はランニング用のアシックスかナイキ。

 

最近はユニクロに行くのも面倒になって隣のファミマで買って

いました。だからほとんど黒か紺の無地で趣味が悪いもくそも

ありません。

 

ただ、ファミマで靴下を買うワタシを不憫に思ってくださった

方がいて、その方が柄物の靴下を買ってきてくれました。

 

それをみて「趣味が悪い」とは思いませんでしたが、その方は

いつも一般大衆の好みからはずれたものを好んでいるので、

まあそんなものだと思っていました。

少なくとも、ワタシに買ってきてくれたので普通に喜んで

はいていましたが、趣味が悪いといわれると。。。

 

買ってきてくださった方の心情を考えると複雑な心境ですが、

やっぱりちょっと不本意。。。

ということで、明日から当分無地に戻ります。

 

ま、ホントどうでもいいですね。

 

待ち時間

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先日、iphoneを手に入れました。

しかーし、その時のことを思い出すといまだに怒りがこみ上げてきます。

 

しばらく前からiphoneを手に入れようと思っていましたが、最大のネックは

手続きの待ち時間。

あまり外で拘束されるわけにはいかないので、ずっと敬遠してました。

 

別件で東八道路に面するDキチに行ったところなんとなくブースが

すいている様子。係員に

「今買うと何分で帰れますか?」

と聞くと

「30分もあれば大丈夫です」

との返事。

 

30分なら、ということで即買いを決定。

書類に書きものをさっさとして、待つこと30分、ブースに行くと

「もう少しかかりそうです」

とのこと。

「あとどれくらいですか?」

と聞くと

「30分以内にはできます」

というので、携帯の番号を置いて、

「できたら電話してください」

と言い残し、クリニック付近に戻って時間を潰していました。

 

ところが、30分たっても電話がかかってきません。

40分くらいたったところで店に行くと

「もう少しです」

。。。

「もう少しって何分くらいですか?」

怒りを抑えながら聞くと

「20分くらいで何とかできそうです」

そして平然と

「今日は昼からパソコンの調子が悪くて時間がかかってるんですよ」

ですって。

 

それならはじめに聞いたときからわかっていたんでしょうが!

寝不足のいらいらもたたってワタシの説教が始まってしまいました。

 

「30分でできるっていうから買ったんです。はじめからできないのを

わかってて30分とうそをついたことが一つ、30分って言っておきながら

30分たってもこちらに連絡をしなかったのがもう一つ。

こんないいかげんなことをやらないでください。他人の時間をなんだと

思っているんですか!」

 

クレーマーになっててやだな、と自己嫌悪に襲われつつも怒りが

おさまりません。

「お詫びにDキチポイント3000点をつけます」

なんて言ってくるもんで

「いまワタシがこんなに怒ってて、ここにもう一度買い物に来るとでも

思ってるんですか?絶対に来ませんよ。ここのポイントをもらったって

嬉しくもなんともないです」

 

とまた自己嫌悪が倍増。。

 

情緒不安定、自己管理がなってないですな。。

普段の診療では皆さんの大切な時間を潰しているのですしね。。

 

待ち時間は15分以内、と思ってます。

それ以上待っていらっしゃる方、お許しを!

 

少年の主張

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今朝の読売新聞のコラム欄で「少年の主張」というスピーチ大会の

中の一つが紹介されました。

 

父親が産婦人科医で、ほとんど家庭を顧みずに働いてあげく、

心筋梗塞で死んでしまう。父親のことは嫌いだったが、死んでから

仕事のことを調べ、尊敬するようになった、っていう話です。

 

原文は以下。

http://yumekikin.niye.go.jp/kanrifuk/32-syoureisyou.pdf

 

大賞に選ばれたわけではないのに、新聞でとりあげて、実は

業界の中ではこの発表があった直後に話題になりました。

 

産科を取り巻く環境は厳しくて、、、

っていう話につながるんですが、産科医がなんだかかわいそう

みたいになっちゃって、全然違うんですけどね。。

 

こんな感じで書かれるとますます医学生は産婦人科医には

ならないんですよねぇ。

勤務時間が長いとか、訴訟が多いとか、なんとかありますけど

それを超える楽しさがありますし、そういうのって仕事に没頭

しないと生まれてこないです、きっと。

 

特に医者の場合なんか、勤務時間がどうのっていう感じの

職業じゃないですし、そう言ってる時点で医者に向いてない

と感じます。

 

このスピーチのお父さんだって、わが子に理解されないまま

死んでしまったのはちょっと心残りでしょうけれど、産婦人科医に

ならなければよかった、なんて思ってないと思うんです。

 

もっと産婦人科、特に産科の楽しさとやりがいを伝えていかないと

産科医になる人が増えませんよね。そうしないと根本解決には

なりません。いくらお金を出してもダメでしょう。

 

というわけで、産科の魅力を。。。

 

 

全能感

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今日の話は唐突です。

 

医学部に入ってすぐに大学病院に話を聞きに行って医療現場を体験する

ゼミというのがありました。

 

東大の医学部っていうのは、もちろん医師になるために入るのですが、

あまり実感なく入る人が多いのも事実です。

「とりあえず、一番難しいから」

なんていうテキトーな理由で入る人は稀ですけど、受験勉強がけっこう

大変なので、医師とは?とは医療とは?なんて難しい話は入ってから

考えよう、という感じです。

 

なので、大学も医師になる心構えを教えるために、入学早々病院に

送り込むのです。

そこで印象に残った話。

 

「医者になって人の体をいじるようになると何でもできるような錯覚に

おちいる。これを全能感といって、常に自分を戒めておかないと、

とんでもんく傲慢な人間になってしまう」

 

医療の現場なんてなんにも知らなかったので、そんなものかな、

なんて思っただけでしたが、なぜか医者になった後、急に思い出して

ときどき思い返すようにしています。

 

それでも、全能感にとらわれているのかな、と感じるときがあります。

そもそも開業するってことはある程度、自分の力でなんとかしなきゃ

いけないので、なんとかできる、と思っています。

 

それは思い上がりか、自分への正当な評価か。。

 

自分は自分が一番見えないかも。

自分では自分のできる範囲で、それなりの自信を持って医療をしている

つもりでもね。。

 

チャレンジを忘れない、という気持ちも大切。

その折り合いがむずかしい。。。

 

こんなこと書くと事故でもあったのかと思われちゃうかもしれませんが、

全然ないですよ!

心の中のできごとです。

 

 

機械の故障なんかもあって、またずいぶん更新が滞ってしまいました。

ログインの方法も忘れていたりして、余計面倒になったり。。。

 

TOPICSにも出ていますが、最近新しい妊婦さんがたくさんいらしてくださって

ご希望されるすべての方にお応えすることができなくなっています。

こちらの病床数の関係で、今でもたまにあふれて1日早く帰っていただいたり

予定出産の日をずらしていただいたりしているので、本当に申し訳ございません。

 

ただ、いまの状況ですと、まだ妊娠の継続が確定していないのに、こちらで

出産するかどうかを決めなくてはいけなくなっています。

60万近くする高い買い物と考えると、妊娠が分かって1週間程度で決断を

迫られるのはどうかとワタシも思っています。

 

もともとこちらに通院していたり、知人から聞いていたりすればまだまし

でしょうが、初めて来てみて、「さあ決めてください」っていうのもねぇ。。。

 

やっぱり1人医師のクリニックですから、コミュニケーションがとりやすい

っていうのがメリットのはずで、自分に合っているかどうかを感じる時間

がとれるといいと思っています。

 

そのうえでこちらを選んでくだされば、とってもいい状態でお産を迎え

られるのではないかと思いますし。

 

この辺の人口が増えたり、お産する場所が全体に少なかったり、

ということもあるのでしょうけれど、こちらの方針が多くの方に受け入れ

られているとすると、より力がわいてきます。

 

外来に時間がとりづらくなってきたのがちょっと心配ではありますが、、

 

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