医療: 2008年8月アーカイブ

 

福島県の病院で産婦人科医が逮捕された事件の判決が

出ました。

きっと、医療に携わる人のブログの大半はこの話題かとも

思われます。変わり映えしない内容ですみませんが、一応

ひとこと。

 

この事件も含めて医療裁判の多くは、患者さんの立場と

医療側の立場が違う、という前提が理解されていないこと

だと感じています。裁判だけでなく、日常のトラブルや

それに起因する医療不信なんかもほとんどそうでしょう。

 

とくに今回の事件は、もちろん結果を見ればとても残念ですし、

遺族にとってみればやりきれないものです。しかし、その

やりきれなさ、怒りが医療側に向かっては医療をやるものに

とっては辛いことです。

 

あまり詳しくは書けませんが、医療は100%ではないのです。

100%でなければ困るのですが、それを要求したらみな医師を

やめるしかありません。

 

今回の件で第三者機関を作って真相究明を図る、という動きが

加速されるようです。それはとてもいいことですし期待しています。

 

それと同時に私を含め、第一線で患者さんと向き合うものには

もっともっとコミュニケーションの能力を磨く必要があると感じて

います。

 

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